私季彩々
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2007年08月10日(金) 最近の備忘録

 山羊は死にました。

 昨年まで一緒だった若者が死にました。涙一つ出ませんでしたが、通夜の席に入って、久方ぶりに泣きました。

 誕生日が一緒の女性と久々に会ったら、老けたねと言われショックでした。近くに素敵な丘を見つけました。その後一度連絡をとりましたがそれっきりです。果たして振られたといってよいのでしょうか。
 これまた久方ぶりに美人からメールが来ました。入院中とのことです。尋ねるとやつれて横たわっていました。痛々しく、起こさずに走り書きを残して退散しました。あれほど活発な美人も車椅子に乗るようになってから長いようです。大学病院に転院するとのこと。その連絡はBCCでした。

 長年通りたかった朱鞠内湖西岸の道を制覇。ありえない道でした。

 かなり究極の集落を訪ねました。店と小学校はあります。大きな羊牧場で若者が生き方を模索中です。憧れを現実的に見てどうするのでしょうか。結局飛び込まない私に何が言えるのでしょうか。お店でカレーを食しました。牧場直営の店ですが社員食堂が正体です。

 焼肉の残りをダッチオーブンに突っ込みカレーにしました。超好評。憧れのカレー屋は夢ではないのでは?
 で、カレーを自宅で作りました。えっと・・・。

 猫仲間は急に東京へ発ちました。

 阿久悠さん死去。「時代遅れ」に涙。
 夜、NHKで尾崎豊の番組を見ました。19歳で煙草を吹かし投げ捨てる尾崎を映すNHKは素晴らしい(これをカットしては時代考証ができない)。茂木さんはともかくとして。シェリーを久々に聞いた。若い人は尾崎をどう聴くのかという話題をネットで拾いました。独り善がり、時代の性にしすぎとの指摘がけっこうあるようです。そういえばそうかも。若い人々はあまり社会や学校の性にしないような気がします。むしろ先生や親がそういってしまいます。
 自ら命を絶った彼は「I Love You」が好きでした。尾崎は好きだったでしょう。愛すべき全てに歌いたかったことでしょう。愛すべき一人に出会ったでしょうか。尾崎と同じく彼も死にました。決して多くなかったはずの友人として、10名が参加しました。彼等で書いた寄せ書きは荼毘に付されました。でも、身勝手ですが彼等以上に彼の気持ちがわかる気が、今夜はするのです。 Home&Photo


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