私季彩々
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2005年04月04日(月) もやしっ子

 期限切れのもやしはあっという間に腐っていく。以前何度も計ったもやしの生菌数は限りなく検出範囲を越えたもので、それを反映して実際持つものではない。が、袋を開けなければ結構持つのである。そんな彼らに課せられた悪言は、体積に比して大きい表面積のなせる技であり、普通に腐敗していく様は正常な自然界の生業である。加えて一袋税込み7円という安さは、庶民の愛おしさを代弁するに余りある。生涯添い遂げたいあなた、というに十分である。

 思えばもやしっ子と罵られてきた私だが、日陰者との相性から見ても抜群である。もやしっこ、結構ではないか。もやしっ子で行こう。われは栄養価抜群である。

 で、トウバンジャンをかけ、ポン酢をかけて、夜の肴に一献。美味美味。うるかしていたつもりの米はそんな存在もなく、幻想の炊飯器の中身は乾いたデンプンの薄膜ばかりであった。今宵の炭水化物は発泡酒と安カクテルに化け、予定の麻婆豆腐の豆腐は、酒を急く我心に急かされて弟のモヤシで代替されつつ、すこぶる美味であり、いとおしさも再認識だった次第。

 もやしっ子万歳。ステレオタイプの底に潜む力強さに敬意を表して、我が師と仰ぎましょうぞ。 Home&Photo


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