私季彩々
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2004年05月26日(水) 叱責と本音

私は猫を「こいつら」と呼ぶようだ。
 え、そんな言い方をしていたっけ、と不審に思っていたが、言われてから意識していると、やはり言っている。私のこれまでの生活では全く問題が無かったのだが、急遽大きな問題になった。

 別にお金を取っているわけではない。あくまで慈善でやっている治療行為であった。が、保護団体を通じての話で複数の人間が関わっている。動物愛護団体である。
 突然押しかけてきて、この点をこっぴどく叱りつけられた。看護師や上司の前でだから正直たまらなかったが、仕方の無い状況だった。まったく情けない。
 しかし、そういうものだというのもわかる。飼主にとって動物は何より可愛い。それを「こいつら」呼ばわりされるのはむっとくるだろう。しかも治療費はタダである。何もいえない。だったら私が言ってやろうという方が現れたわけだ。会の代表者である。
 他にも、この飼主は家で35匹の猫を飼っている。「そんなに飼ってるのですか。」と聞いた一言も、先の言葉に重なって傷つけられたそうだ。悪循環とはよく言ったものである。

 私はこのことに感謝しなければならないし、実際とても感謝している。と同時に、客商売としての診療に当初から抱いていた合わなさを感じる。
 世話になっている先生に、「獣医としての尊厳を守りつつ、前向きに捉えなさい」とありがたい言葉を頂いた。今回の件はやはり全面的に私が悪い。しかし、そこに関わる人々と私の基本的な考え方の違いもわかった。それを大人らしく埋めていくのがプロなのだろう。

 人が24時間プロであり必要はないだろう。そういう状況でそういうプロでいられること。それを学ばなくてはならない。幸い私はその道のプロではないので、まだ叱責という形で受け入れることが可能だ。もしこれがその道であれば、風評悪評で御飯も食べれなくなるわけだから。

 それでも、しゃしゃりでてきた会長さん、その正義感ぶりは大嫌いです。こればかりは私の本質ですから、ここでだけちょこっと勘弁して本音。 Home&Photo


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