私季彩々
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昨年ガスコンロを貰ったのだが、今日もプロパン用のガスコンロを貰ってきた。どちらもネット上の掲示板経由。便利なものだが、いずれも使う予定がない。現在私の部屋にはガスが引かれていなかったりするし、引越しの予定も延期だし。ま、そのうち役に立つかと。置く場所ないけれど。
せっかく車に乗ったので、図書館まで足を伸ばす。講義に必要な本をと思ったがなかなかない。で、最近亡くなった宮脇俊三氏の特集をやっていたので、それを見入る。最近の私は何故か鉄道ブームである。北海道に関する記述を選んで読みふける。こんなにも線路があったなんてと驚く。そして当時の私が全く興味がなかったということにも。 ふと目を上げると、姿勢よく本を読む女性が。とっても知的で素敵に見えて惚れ惚れ。本を姿勢よく読むってかなり美しいと判明。春めいた昼下がりのやわい光を受けて、とても素敵。「時刻表2万キロ」を借りる。
で、思わぬ時間を食ったが、ついでと思い馴染みの森へ。偶然師匠がいらっしゃったので、時間がないとのことだったのにお茶をご馳走になった。喫茶店のマスター(女性)と森にある池について話合っていた。どうやら池の水位を年を通じて鳥達のために維持したいのだが、その池は水利権が絡み、農業者が管理の手間や費用を惜しんでから池にしてしまうらしい。減反や後継者問題で水の需要は激減しているのだが、水の利権というものは農業を営むものにとって簡単に放棄できるものではない。そこに一介の鳥好きが鳥のためにといっても、はいそうですかとはならない。難しい問題である。放って置けばよいようなものだが、溜め池となれば管理が必要なようで。重い腰を行政が上げるかどうかなのだが、国有林道有林が入り乱れ、水利権が絡み、どこが窓口かもわからない状況である。
ついでにもう少し足を伸ばして宮島沼に行った。春先にマガンが数万羽飛来する沼である。日没まじかにどこからともなくやってきて、沼は大騒ぎになる。意外と多くの人がいた。 曇天の暗がりの中、逆V字を描いて飛ぶ群れ。ニルスの不思議な旅を何となく思い出す。大きな群れに小さな群れ。時には1羽のものもいる。その一羽はどんな思いで飛んでいるんだよぉ、と尋ねたくなるほど淋しい感じ。賑やかな沼のどこに下りるのか、それだけ見てみたいとちょこっと思う。まだ1万数千羽とのことだから、もう少し暖かくなった頃にまた来よう。
帰りがけに中小屋温泉に寄る。札幌近郊では老舗だが、何となく寄れなかった温泉だ。かなり鄙びたところにあり、周囲はもちろん真っ暗である。小さな踏切を越えて辿りついた。 小さめだがなかなか良い温泉。内湯は2つに露天風の湯船が一つ。少し黄色みがかった食塩泉だろうか。我ながら長湯。外に出るとやっぱり真っ暗だった。なんかいい感じ。一人のお風呂巡りも悪くない。
道路からは雪が消え、早い畑には緑のものが目立つようになってきた。出不精だが鞭を打って出てみよう。素敵なものはやっぱり転がっていそうである。
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