私季彩々
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2003年03月30日(日) 安定とは。

 3月も終わりが近づいたが、昨日は湿った雪がちらほら降っていた。昼頃から本格的に降りだして、初春というより初冬の雰囲気。あ、初春って新年のことか。季語って難しい。今日もまだ寒い。

 安定にはいろんな形があるだろう。居心地がよければ素敵だが、マンネリと感じれば苦痛。守るべきものがあれば頑張れるが、自分に何もないとわかれば探し求めてまたフラフラと。そもそも安定なんて頑張るものではなく、変わりつづけることに対する安心感なんだろうな。それを変わらない絶対的な安心だと思い込んでいたのが私なのかもしれない。そんなものはない。変わらないことに呆然としたのは、安住と思った空間はただの空間で、空間が私を変えてくれるものではなく、結局変わらない自分が続くだけで、それなら辞めたと環境のせいにしていたように思える。

 もしかしたら今回もそうなのかもしれない。幾つかの嘘を並べて、結局それを取り返せなかったこれまでとの違いは、そこにそれがないことかと思う。
 列車に乗り込むたびに心が揺れる。後悔がないとはいえない。ないわけがない。それでも動き出した列車に乗らないわけには行かないのだ。

 未だに何がしたいのかわからないが、いくつか口にしたことには近づいているはずだ。その一方で捨ててしまったこともある。ある意味では、キャリアというものの多くを捨ててしまうことになる。裸一貫で生きる力を私は磨いてきたか。

 つまらない嘘の代償は大きかった。それがさほど影響を与えていなかったことを聞くと、私一人で相撲を取っていたんだなとしみじみ思う。そのことで苦しむのはもうよそう。
 昨年度末も状況は似ていたが、結局不安定な安定に慣れ親しんでしまっていた。今年は安定な不安定にとにかく区切りをつけた。

 ここしばらく季節を書くことから離れてしまったようだ。書くものが内向的なことばかりになっている。どうころぶにしろ、季節を愛でる目だけは失いたくないもの。育みたいものである。というか、私の望みはそれだけなのだと思っている。 Home&Photo


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