私季彩々
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2003年03月20日(木) 辞意と温情

 最も世話になったバイト先に辞意を表明した。いろいろ話し合った。話ができるとは思っていなかった。出て行けといわれると思っていた。

 いろいろ話をした。厳しいことも言われたし、慰留もあったが、私の身の上を考えてくれて、辞意を受け入れてくれた。今後は私の長所を生かせるようにして欲しいと。ここで私はそれを生かすことが出来なかったということだ。全然気がつかなかった。欠点や落ち度を埋めることばかり考えていた。ありがたいお言葉だった。
 事実上は解雇なのだが、送別会を開いてくれるとの事。遠慮したのだが、せっかく2年間も一緒にいたのだからと。手間と迷惑ばかりかけてこの結果だったから、正直恥ずかしくて嫌なのだが、その言葉に久々に泣いてしまった。私の前に辞めた人とは喧嘩別れだった。私も同じような境遇を考えていたのだが、温かい言葉を貰って正直困惑した。

 私は今までいくつか似たような経験があり、逃げ出したこともあるが、きちんと別れればお互い慈しみ合えるものなんだと今回で初めてわかった気がする。恋人であったり師弟であったり職場であったり、始めたからにはきりのいいところまで続けるべきで、そうならなかった場合にはどうしてもうまく別れられなくなる。今回もそうなのだが、まさかの温かい言葉に目上の方々の器の大きさがわかる。寛容とはその器だろう。

 夜の河川敷は街の明かりで仄かに明るく、雪はさらに沈み込んだよう。人生で最も素敵な年代をかなり遠回りしてしまったなと思いながら、それを愛しめるようになりたいと思って歩く。一人で歩くことに気後れしないよう、やってみたいことをゆっくりしっかりやってみよう。

 この光景は3月一杯で取り合えず見納め。次は札幌郊外の街へ行くことになる。給料も身分も全くわからないままの就職になるが、まぁ私らしくていいだろう。時間がどれほど取れるかわからないが、取り合えず思い切り辺鄙なところで部屋を借りれたらと思う。難しいとは思うが。それが叶わないならば、近場に部屋を借りて、いい土地を捜し歩こう。その為に仕事も頑張ろう。愛する猫だけは責任を持って幸せに暮らさせてやろう。

 というわけで、大きな懸案が取り合えず進んだ。そうはいっても寂しがり屋なので、いつでも遊びに来てやってください。 Home&Photo


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