私季彩々
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2003年03月19日(水) 始めるよりも辞めるほうが難しい

 湿った雪がしばらく降った。窓からのぞくベランダにはざらめのような雪が積もっている。溜まっている雪は50cm程度だろうか。4月に入る頃にはなくなっているだろうか。

 お世話になった専門学校から、後任の先生がみつからないから紹介して欲しいとの連絡があり、先日希望された方に今日会ってきた。大学院の博士課程の院生である。会ってみるととてもかっこいい方で、29歳とは思えない。これは女学生に人気がでるだろう。きけば、4年の会社生活の後に院に再入学したという。思い切ったことをするが気持ちはよくわかる。彼の院にはそういう学生が結構いるそうだ。実際、院に戻る雰囲気は最近は結構ありになっている。覚悟の貧しい院生生活だろうが、お金はあるに越したことはない。お役に立てれば嬉しい。

 理学部の博士課程まで行きながら、中退して道東の町で普通の公務員をしている人がいる。うちの田舎でも高学歴なのになんでこんなところに、てな人がいる。そこまで行ってしまうと転進はなかなか大変なので、公務員というケースが多い。博士課程の中退は珍しいことではないが、全く他分野となると、教室の人間関係が難しいことは確かだ。
 そこそこ頭の良い人たちで、上に上がっていくのはわけないのだが、このまま上がっていくのも違うかと思い始めて、どこに住みたいとかそういう思いが強くなると、慌てて転進を図ったりする。また逆に、一旦大学を出ると、いろんな思いから戻りたくなる。私はどっちもやってしまっているので、究極の半端なのだが、誰しもそういう思いはしているようだ。なかなか人生すんなりとは行かない。

 結局のところ、何も考えないで人生を送れるべくもなく、下手なものをぶら下げてしまうと足かせになりがちだ。思い切って自分に正直になった人というのは、すごいなと思う。エレベーターの最上階がゴールとは限らない。

 内定を頂いている先から今月中に来いと催促がきた。結局、給料とか身分とかの話をしていないので、その話をしたい旨連絡したのだが、その件のことは一切わからない。それでも決めないといけないということなのだが、それで良いものなのか少々不安。

 でも、もう3月もわずかで、本来ならすでに辞表を出してなければならないところだ。
 待遇はともかく、私の場合は仕事の内容や勤務地が大きいのだから、それで決断しなくてはならないだろう。何事も始めるよりも辞めるほうが難しい。特に私の場合は。 Home&Photo


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