私季彩々
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2003年02月18日(火) 3つの辞意

 家庭教師先の中3の男の子。すでにセンター試験の数学Aで98点取ったと言っている。もうお役ごめんだね、私。だって、大学受験レベルの数学なんてもう記憶の彼方で呼んでも戻ってこない。近日中に辞める旨を伝えることにしよう。ま、ここは円満にいけるから問題はないが、お母さんのおいしい食事と友達になった教え子と離れるのは残念。

 非常勤講師の成績送付の確認を月曜日に行った。あとは卒業式と謝恩会。卒業式に顔を出すと5千円貰えるのだが、ちょとスケジュールが未定で惜しい。感謝されることは何もやっていないが、ただ酒のみに謝恩会には出よう。そんなことよりも、自動継続になっている来年は多分できなさそう。確定するまで伝えられないいいかげんさが悩ましいが、致し方ないだろうか。教科書の発注までしてもらっているのだが。うぬぬ。何分急な話で。ま、以前から急に辞める可能性はあることを伝えてあるし、校長先生とは仲も良いから許してくれるだろう。

 一応本業になっている仕事は芳しくない。3月で契約が切れるのだが、延長するかしないかは上に預けている。修行期間ということなのだが、肝心なところで上との意思疎通が巧くいっていない。というか、同じ物を見たときの表し方が違うのだが、力不足もあるがもっと根本的に違うようだ。契約期間終了後は解雇もあるということだから、こちらから辞める権利もあるということだろうが。ま、辞める権利は一月前に申し出れば法律上問題ないのだが。何より正社員じゃない私にそんな道理が通用するのかようわからん。
 とはいえ、世話になったし良くしてもらったし根気強く面倒を見てもらったし、頭の下がる思いばかりなのだが。はて、どうするんだろう、私。力が足りないというの仕事をする上で本当に申し訳ない。

 3つのお仕事がメインの収入源として私を支えてきた。何分貧乏性なので、少ない収入でも十分やっていけた。非常勤講師の仕事は楽しく、時給も数千円となかなか良く、掛け持ちすれば結構稼げて夏冬休みもあっていいなとか、非常勤で食いつないでやってみたいことをやろうじゃないかとか、給料取り以外で生きる道を考えたりするのは結構意味があった。実際そういうことが、これから無いとも限らない。

 本業としていたことは、専門家としてやっていける生業として魅力的だった。自分には合っていると思い、人にもそう話してきたが、微妙なずれが現れてきたのと、日常的にやってみたいこととの両立が難しいことがわかってきた。その為に周囲に迷惑をかけたり、細かいミスが現れたのだとすればなんとも情けない限りである。何をやっても駄目だと言われた通りだろう。

 他も含めて幾つかの仕事や手伝いをして、振り返ると実質2年と続けたことが無いかもしれないなと。だとすれば、間違いなくやりがいのある今の仕事を専念して続けるべきなのだろうという思いはある。けれど、今の本心はそこから離れていることも確かだ。

 先日話を聞きに行った先では、応募の職種は決定済みで申し訳ないが是非来て欲しい部門があるということで、特別に話をしてくれた。私の留守番電話が応答してくれなかったために連絡が出来ず、ホットメールも一時期おかしかったことがあるらしく先方が出したメールがこっちに届かなかったのだが、3週間後に連絡が来ないと出した私のメールに返事をくれた。応募しながら音信不通を通した求人者に破格の待遇である。面接も現場レベルではOKのようで、条件面の話を後日ということになっている。実際給料はそんなに良くないらしく、名目週休二日だがそんなものは無いそうで、辞めていく人も多く、回転の早い職場で、先行きは楽観できないこともざっくばらんに話してくれた。面接というよりは職場案内といった感じだった。私が最も苦手だと思い込んできた大勢の人相手の仕事である。

 次の収入の当てを決めないと辞意を伝えられないというのは申し訳ないと思う。ま、生活という面では止むを得ないだろうし、それが仕事関係というものだろうが、世話になっている人たちであり、それで余計な仕事を増やすだけでなく、やはり私情も絡むから。思い返せば円満に分かれたケースというのはあまり無いので、人間関係の下手さを痛感する次第。

 「僕の生きる道」をみる。人はその環境で精一杯生きられるのだろう。悩む事を表すことで周囲の人の優しさを引き出し、素敵になっていくのだと思う。私はそうやってきたかと問われれば間違いなくしていない。譲れないやりたいことが多分にない私は、きっと素敵な環境を求めているだけなのだと思うが、環境は自分が関わりあって作るものだろう。それを仕事のせいにしている自分がいることも確か。そんなことを忘れて突っ走れたらどんなに楽だろう。

 そういいながら私が手に持っている本は「北米型木造枠組壁工法」。自分の手で何かをしたいということだろうか。その形の一つだと思っている。 Home&Photo


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