私季彩々
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日付は木曜だけど2日前の話。午後の空いた時間を利用して、厚田村までドライブに行ってきました。札幌から小一時間。
札幌も中心部から30分走れば、信号も少なくなって車の流れはかなり良くなります。海岸沿いに出れば、石狩新港のための信号が幾つかありますが、石狩川の河口を過ぎれば、ほぼノンストップになります。 厚田村は歴史も古く、子母沢寛氏などの小説も有名です。古くからニシン漁で栄えた土地柄で、西の日本海に沈む夕日の綺麗な所です。札幌に近いながら、海岸沿いには断崖絶壁が多く、穴場的な景勝地だと思います。高台はふきっさらしで、風車が2基優雅に回っています。 風が強いためか、海岸沿いの丘陵地帯はほとんど樹がありません。内陸寄りにはまだたくさんありますが、森の師匠によると、ニシン漁のために古くから森林伐採が横行したため、残っている森も単調とのことです。
そうはいいつつ、ロケーションはなかなか素敵。風が強いのでどことなく荒涼としてますが、札幌から通勤圏といえなくもなく、小さなコテージやログハウスが点在するエリアが多くあります。 途中に坪3000円という看板をみつけて、ついつい細い砂利道へ。しばらく行くと、10件ほどのセルフビルドのログハウスが並ぶエリアがありました。趣味人がせっせと建築中。 さらにその奥に道が続いていたので、ついつい迷入。道はトンボで埋め尽くされていて、どれほど殺してしまったでしょうか。舞い上がるトンボはフロントガラス沿いに飛んでいきます。スピードは出ていないので、ガラスにぶつかって潰れることはありませんでしたが。 途中、倉庫やトラクターが散見されたり、牧草を刈った跡があったりで、人の出入りは少しはありそうです。高度は以外に上がっているらしく、遠くに海が見えて、手前の丘に連なるように建物の屋根が反射して見えます。うっすらと黄色い花が丘を覆い、秋の気配です。冬はさらに風が強そう。 そうこうするうちに道は狭くなり、かなり狭い尾根伝いになって、ちょっと砂利に足をとられると転落しそうな勢いです。こんなところで転落したら、まず誰も見つけてくれません。雪でも降ったら完全失踪できそうです。ああ、こうやって本当に消えてしまった人っているんだろうなぁ、と思うと結構怖い。道は急な下り坂になって、草が道を覆いだしたので、慌ててターンできるところを探す。ようやく見つけて撤収。ふぅ。
この当たりは北海道でも早く開けたところのはずなのですが、地形はかなり厳しく、札幌に近いながらもなかなか道路整備ができなかった地域とのことで、さらに北の浜益を越えて増毛までの国道は、今でも夜間通行止めになります。
北海道には江戸以前の歴史の影はありませんが、アイヌの方々の歴史は当然あるわけですし、和人の風土紀も興味深いものがたくさんあります。100年の歴史を浅いと捉えるのではなく、身近と捉えれば、ご近所歩きも楽しくなります。
私が迷い込んだ林道は、昔の旧道があった場所から伸びていました。200年前にもしかすると松浦武四郎が歩いた道だったのかもしれません、なぁんて。
○明日は「北の国から」。ビデオ録画セット中。テープ買ったの数年ぶり♪
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