私季彩々
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掻き集めた年月は さらさらの砂の結晶 結びつかない砂漠になって 乾いた荒野を広げていく
夢中だった 流されいた そんなこともわかっていた そんな砂の最中にも 一粒の種があると信じて
空潤む水の地に生まれ 温かな声に包まれて 何もかもが揃っている それでもまだ 芽は出ない
ラクダは歩みを止めず 腰の皮袋に水は絶えない 僕は今日も砂を掻く 誰かが水を注ぎ込む
一人歩む僕に 月 届けられない一苗を恥じ 惑いつづける僕に 影 誰かが水を注ぎ込む
星降る泉で待ってた君は 樹々に寄り添い教えてくれた 「僕が初めにつかんだ砂から 芽が出て 泉が出来たのよ」
おかえりなさい おかえりなさい
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