私季彩々
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2002年06月26日(水) 霜にやられた花の湿原

 月曜日火曜日と寒い日が続き、知床峠では積雪が観測されるし、旭川では最低気温が2度と霜が降りたところも多かったようだ。作物は大丈夫だろうか。

 今日になってようやく天気も良くなって、気温も上がりそうだったので、雨竜沼まで言ってみた。北海道で最も大きい(一周小一時間程度)高層湿原だ。去年行ったのは6月21日で、湿原はまだ雪に倒された草の茎が乾いて残る時期だった。

 登山道は一時間強の道のりで慣れていればあっというま。けれど、何の花も咲いていない緑一色。もしかして・・・と思っていると、一人の紳士と出会った。ロマンスグレーに赤いベストを背負ったその人は、休んでいる私の横に座って、「昨日のしばれでみんなやられてしまったよ、エゾカンゾウも立ったまましおれて」とのこと。うにゅ。やはり・・・。
 去年登ったときの登山道の記憶と重ねても花はほとんどない。マイヅル草があるくらいで、ヤチブキもしぼんだのが幾つかあるだけ。
 湿原は青草が多くてさわやかな雰囲気だったけれど、ワタスゲがあるくらいで、ショウジョウバカマ一本生えていなかった。あまりにあっさり終わってしまったので、名残惜しくて木道の休憩場所でお昼寝。日光で暖められた木の感触が心地よい。通り過ぎるおば様たちの声を聞きながら腕を目に当てて目隠ししながら。日に雲がかかると一気に寒くなる。日光がまず地面を暖めることを体感。
 帰り道はさらに高速モードながら、しばれに負けず咲いているつりがね草がいくつか。

 若い山小屋&キャンプ場の管理人の方と話をすると、どうやら花はかなりの痛手らしく、7月盛りのエゾカンゾウの黄色い群落はどうなるかわからないとのこと。咲き初めのものは駄目だろうけれど、これからのものは何とかなって欲しいと期待していた。
 日がな一日山奥の管理人というのは退屈らしく、いろいろ話をしてくれた。ハイシーズンの週末になると、狭い林道を超えて大型バスが連なるらしい。中高年はお金持ちで暇があってうらやましいと二人で納得。逃げ切られてしまったかな?

 北海道の山奥には珍しい設備の整った山小屋もあって、しかも一泊700円。泊まっている方々も中高年の単独行の方4人ということで、管理人さん含めてお話したら面白いだろうと思いつつ、食料の用意がなかったので、次の機会にということで撤収。けれど、天気も良かったので、富良野まで足を伸ばしてキャンプ場泊りにしてみた。 続きは明日。
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