私季彩々
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2002年04月11日(木) 会釈して過ぎしあなたの髪に落つ花を見送るさくら横ちょう

  「さくら横ちょう」

   春の宵 さくらが咲くと
   花ばかり さくら横ちょう
   想出す 恋の昨日
   君はもうこゝにゐないと

   あゝ いつも 花の女王
   ほゝえんだ夢のふるさと
   春の宵 さくらが咲くと
   花ばかり さくら横ちょう

   会い見るのときはなかろう
   「その後どう」「しばらくねえ」と
   言ったってはぢまらないと
   心得て花でも見よう
   春の宵 さくらが咲くと
   花ばかり さくら横ちょう


 久々に会ったまだ見ぬ友達は、広島で歌っているとのこと。まだ完全復帰とはいかないようだけれど、生きているのがわかってうれしい。彼女が卒業試験で敢えて選んだという「さくら横ちょう」。曲はわかりませんが、素敵な唄を教えてもらっただけでも出会った価値があるというものです。ありがとう。
 北海道はまだ桜には早いけれど、前線は北上中とのこと。ほがらかな恋人達も、純粋な花愛で人も、花より団子な人々をも、春の世の夢のように通り過ぎてしまうのでしょう。そんな中、何の言葉も残さずに桜の下で恋を見送る人や、過去のすれ違いに思いを馳せる人もいる事でしょう。大正浪漫とひとくくりにするのは野暮ですが、そんな時代もまた素敵と思わせる唄かなと思ったりします。

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