私季彩々
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2002年03月14日(木) 一年で一番太った雫等を しゃがんで仰ぐ 春空を背に

 街の中心部はほとんど雪がなくなった。そうはいっても枝道や日陰にはまだまだ雪が積もっている。12月から眠りについている私の車が動き出したら、私的には春というところでしょうか。はたしてバッテリーがきちんともっているかどうか・・・・。

 道を選べば十分自転車でも走れるようになった。真冬なら意外と自転車は走れるのだが、雪が溶け出して道がカキ氷状になると、車輪を取られて極端に走りにくくなる。
 河川敷の斜面では、溶け出した雪が流れ出す瞬間を見た。うっすらと濡れたアスファルトの上を、小さいながらも波紋を従えて小さくしっかり流れていく。その先端を見送って、雪解けで増した豊平川の源流を思った。この一筋も立派な源流となろう。

 今では少なくなったトタン屋根から、雫が勢いよく落ちている。陽光で気分が明るい中、雫の音がこんなにも大きくリズミカルなのは、雪と春が同居するこの時期とこの地域だけの特権だろう。たっぷりと時間を掛けて水を集めて太った雫等は、春空の風景をレンズのように集めて虹を描いています。少し視点を落として、春空を眺めてみましょう。

 戯れは短く眩し 潤み満ちほどけて流る陽だまりの雪

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