私季彩々
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トタン屋根から落ちる雫の勢いが日増しに大きくなっている。雫は歩道に堅く重なった氷に竪穴を開けて、それらが連なって数珠状の直線を描いている。細い雫道がちょろちょろと集まって、堅い氷に深い溝を掘って流れていく。 車道は彼らにとっての大海。車によって起こされる波がざっぱーんと寄せては返す。排水溝は氷をかぶっていてまだまだ機能不全。泥色に染まってどんどん広がっていく。
北の春は雪と水が同居する瞬間から始まっている。 氷の浮かぶ水溜りに足をとられ、冬よりも濡れる機会が多くなる。
手袋をはずす。マフラーを勢い良くほどいて青空に翻す。コートの前をはだけさせ、汗ばんだ体に心地よい冷風を送り込む。
2月最後の小春日和。天気予報では四月上旬の気温とのこと。 もうすぐ春ですねぇ。
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