私季彩々
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ツボダイを焼いて食べています。幸せ。鮭とサバ以外の魚を買ったのは初めてではなかろうか。とっても幸せ。この程度の幸せで私は満足です。値下げしてたから一枚140円くらい。私にしては奮発♪
マグロのカマ焼きはうまかったなぁ。マグロって刺身よりも焼いた方が旨いのではなかろうか。目の裏とかアラの部分っておいしんよねぇ。焼けたところを全部ほじって、まとめてご飯にかけて食ったらさぞ幸せだろうな。
市場で働いていた時は、毎日マグロを見ていた。数十キロある黒マグロやキハダマグロ。肉質を見るために尾の部分を切り離してあるのだが、その部分だけで2人前は優にありそうな代物。冬の時期はだるまストーブが点在していて、その尾やカマを焼きながら暖を取りつつ仲買さんたちが頬ばっていたのを、うらやましく眺めたものだった。
多分今見ても、魚の名前くらいはそこそこ覚えているだろう。 私はつまらないといってこの職場を辞めてしまったが、階下の事務部門に働いていた人は、勤めつつ魚河岸を取材して本を何冊か出していた。仕事はともかく環境はつまらないわけがなかったのだ。私も漁港や下町が好きで良く歩く。それは全て市場に繋がっている。季節がわかる。自然がわかる。世界からやってくる魚もわかる。面白いじゃないか。
仕事というものはある意味単調の繰り返しだけれども、それを利用する人は一生に一度だったりするかもしれない。単調と一会の対応というのはなかなか難しいものだ。その単調さに嫌気がさす時は、自分が凝り固まってしまって、仕事よりも何よりも自分が単調な時なのだろう。
ツボダイはおいしい。銀色に光る平たい魚体を思い出す。マナガツオもおいしそうだったな。アマダイにセイヨウキンメ。高級魚部門の魚はみてるだけで食べた事ない奴ばっか。 同じものを見て本を出した人と逃げ出した人。その頃私は本当に単調でした。今もそうなのですが、少し恥かしげに夢を語ってみたりします。
見知らぬ人と一緒にこの魚をつつけたら、とっても楽しい話が出来そうな気がするのです。
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