私季彩々
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| 2001年11月03日(土) |
煮炊きする蒸気で暖を間に合わす |
めんどくさがってガスの手続きをしないまま、冷え込みが厳しくなってきた。ちょと厳しいので、カセットコンロをつけてみた。あったかぁい。思わず床においてあったまる。ふすまを仕切って8畳間にすると十分暖かい。ついでにやかんをかけてみると、立ち上る湯気とか細い笛のような音がなんだか妙に懐かしい。このまま冬を過ごせるかしらと思ったら、3時間も持たずにボンベは空となった。
長い札幌の冬。そんなに甘くはありません。 明け方、天気予報では雪。ベランダには少し大きな塊となった雪が降っております。
モノトーンに沈んだ冬枯れの景色は、枯葉殻から雪の舞う季節へと移行する。かき集められた枯葉達は主役の雪達の下に埋もれていく。 雪の花たちは熱と引き換えに溶けていく。雪を不思議そうにみる子供は溶け行く結晶を不思議そうに眺めている。おばあちゃんの手に降りた雪はなかなかとけないというのに。命の熱さというのも冷徹なもので。
裸の樹 言の葉尽きて 影硬し
煮炊きする蒸気で暖を間に合わす
塵取りを握るもみじ手我に振る 宙舞う落ち葉 立ちすくむ母
もみじ手と包む祖母の手 初雪の降りて溶けゆく時間(とき)異なりて
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