私季彩々
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2001年11月02日(金) 雲間より魅し十六夜に問い掛けん 初雪予報信じていいの?

 深夜に入っていよいよ寒さが厳しい。薄手のズボンから冷気が忍び込んでくる。前々から今週末は雪が降るといってたけれどしっかり当たりそうだ。ためらいがちな予報士のいいまわしも、こういう予想は信憑性が高い。

 北海道の家は概して気密性が高いし、ストーブが供えてあるから気軽に火をつける。すでにほとんどの家でストーブに火が入ったことだろう。
 お手軽なファンヒーターも結構だが部屋全体の温かさとなると反射式になるだろうか。何よりストーブの上にやかんを置ける。これが即席の加湿器となるのが素敵だ。いつでも熱したプレートがあるということだ。
 ちょっとたらこを置いとけば焼きたらこ。するめも焼ける。残ったごはんに湯をかけてさらっと一杯なんてなんて優雅なのでしょう。子供のいる友人の家に行くと旧式のストーブの周りには柵が設けてあった。子供がいれば片時も目を離していられない。北海道の若奥様にとって冬は内にも厳しい季節かもしれない。

 がんがんストーブを焚く北海道の部屋は意外と暖かい、というより暑い。けれどその熱気は寝室にはなく、その急激な温度差がまた北国らしく素晴らしい。
 湯たんぽの温かさというのもいいものだ。けれど偏屈な私は冷たい布団を好む。自分の体温が奪われて、再びだんだんと戻ってくることが妙にうれしいのだ。足先の冷たさを手で防ぎ丸まって、冷たい布団と格闘する。いつのまにか彼らは私の膜となって冬将軍とのの盾となる。ちょと大げさですか。
 そんな勝利を約束された戦いの季節がやってこようとしているのです。

 吾が熱を預けふるえる厚布団 謝礼の温もり満つは子の刻

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