私季彩々
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| 2001年10月22日(月) |
並木道 落ち葉集める熊手から流れる音にシンクロする朝 |
自転車をなくしてからてくてく歩く日々が復活している。朝の道すがら、時間に余裕があるときは、大通りからすすきのを抜ける。朝ごはん代わりの吉野家が目当てなのだけれど。
交通量の多い交差点には信号がなく、歩道橋しかない。いつもなら道を横切るところだが,なんとなく気分がよかったので利用してみた。 いつも地平を歩いているものにとって,数メートル高いところを歩くというのは以外にない。枝垂れ柳のかかる緑残る創生川を越えると,黄色く輝く並木に覆われた大通りが連なる。 足を投げ出している警官が中にいるのんびりとした派出所前には、落ち葉を集める清掃員の方々が方々にいた。その熊手が通りを掻く音がシャリシャリと心地よい。 水の止まった噴水前のベンチには,コートをかぶった人が丸まって横になっている。見晴らしのよい秋の朝、彼等の背景には素晴らしい大通りのスコープ越しに、手稲山の紅葉が広がっていた。
帰り道はやや東側を通る。信号にいちいち脚をとめるのがわずらわしいので中通を通る。車の間をすり抜けて、閑散とした中通りをとおるのが私のお気に入りだ。昔ながらの古い小さなお店や床屋さん、怪しげな中国語が並ぶ輸入雑貨の店があったりと、なかなか楽しい。 そんな中、いつやってるのだかわからない美術工芸品店の横にしゃれたお店があって、魚河岸近くのヤン衆ぽい雰囲気の中、かっこいい大人な方々が楽しげに飲んでいる。二条通りはすぐそばで、観光客が通る大通りに比べて、中通は閑散としながらも生活臭が漂う。猫達がちらほら。丸まっているがじっとこっちを眺めている。・・・・・。なんとなく邪魔そうだ。しくしく。
並木道 落ち葉集める熊手から流れる音にシンクロする朝
身を折りて浅く眠りしベンチの彼に 爽やかな朝は残酷なりしか
黒も三毛も一見さんには愛想なし 魚河岸裏の陽だまり通り
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