私季彩々
DiaryINDEXpastwill


2001年09月02日(日) 詞のちから

 画面も見ずにテレビのチャンネルを変えると懐かしい声が聴こえてきた。ギルバートオサリバンの声。振り返ると少々ふけたおっさんがキーボードを弾いている。声は全く昔と変わらない。
 ベスト版のCDを一枚持っているだけだけどとっても好きな人だ。といっても唄っている英語はほとんどわからないので結局好きなのは曲調と声なのだろうけれど。
 彼の曲でいちばん有名なのは”Alone Agein”だろう。ちょこちょことCMに使われたりアニメの主題歌に一瞬使われた事もあった。洗練された曲と少し寂しげな雰囲気もどことなく日本人受けしそうな感じだが、詞の内容はかなり深いといわざるを得ない。冒頭から”教会の屋上から身を投げよう”などというのだから。淡々と深い孤独をうたった曲で最後はお母さんをなくしてさらに孤独が深まるという詞だ。とてもCMやらに使える内容ではない。言葉がわからないというのはある意味では幸せな事だと想ったりする。
 そんなことでこの曲をカラオケなどで歌ったりしたものだ。盛り上がるものではないけれど多少聴かせられるものだったりする。しかし詞の意味合いが心に染みるようになってくるとそうは歌えなくなってきた。

 洋楽にはそういうものがたくさんあったりする。新しいものはよくわからないけれど、QUEENの曲などは正直訳わからん。名曲”ファイナルカウントダウン”などは火星に行こうぜ!という内容だったりする。マイケルジャクソンだってボンジョビだって。メジャーなところもかなりいろんな詞を歌っている。

 そう考えると日本の歌というものがどうしても狭すぎる様に思えてしまう。全てがあまりにラブソング過ぎる。好きなんだけれどね。
 ”スキヤキ”の特集をやってたりするけれど、もしこの曲が日本だけで留まっていたとしたら今の評価があるのだろうか。語り継がれる歌は世代を超えるし様々な種類の歌から生まれるはずだ。果たして今そういった環境があるだろうか。 Home&Photo


とんと |MAILHomePageBBS

My追加