私季彩々
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2001年08月29日(水) 過去形にある未来

 あの頃見た夢のように
 街外れの鄙びた扉を開け放とう

 螺旋の石段駆け上って
 青満つ空へでたならば
 柵だって道を開けるはず

  あの頃見た映画のように
  爽やかな風吹く塔に登りたい

  ふきっさらしの尖塔で
  きらめく海を眺めたら
  空だって飛べるはず

   透明な水色に 透明な空色に
   眼下の街はパッチワーク

   風は髪と戯れて
   日の光を筒にして
   燦々の曲を奏でるはず

    あの頃みた光景は夢の光で溢れていた
    けれどよくわからない
    ”あの頃”っていつだろう

   過去形で済ませてしまう
   けれどただの過去なのだろうか

 あの頃 この頃
 私の頃 あなたの頃
 時を越えた普遍の想い

だからいつだって空は飛べる
 夢見る頃に終りはないの
  時には誰かの夢の中にだって飛べるのだから
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