私季彩々
DiaryINDEX|past|will
| 2001年08月28日(火) |
水風船しぼみし頃や秋暦 |
夏祭りにもらったヨーヨー(水の入った丸い風船)がすっかりしぼんでしまった。夏祭りに買ってもらったヨーヨーがしぼむ頃に夏休みが終わってしまうと子供達は感じるのだろうか。そもそもそんな感傷に浸るほど子供達に余裕はないかもしれない。宿題も溜まっているだろうし、とカツオ君を思い出して苦笑してしまった。 北海道の夏休みはお盆開けで終りだから本州の感じ方とは違うのだろう。海!とはしゃぐ事は私の場合はほとんどなかった。それは夏らしい日本海側の一部だけでほとんどの北海道人にとって夏は一瞬の出来事のように過ぎ去ってしまう。札幌にきた時にはその暑さに面食らったものだから東京なんかではとてもやっていけないのだろう。
お盆開けの今も暑い日々が残っているけれど風の匂いはもう秋だ。祭りの夜に丸々と膨らんだヨーヨーはオレンジの屋台テントの下で色とりどりに水に浮かんでいた。そんななか多くの子供達や恋人達が鈍いながらも心地よい音をたてながら川沿いの道を微笑みつつ歩いていたはずだ。そんな彼女らの部屋にも私と同じしぼんだ風船が残っているのだろうか。
秋は食もあれば芸もある。そんななか夏の余韻をみせる者たち。 季節はうつろうもの。心の中で灯篭とともに送り出すのがいいのでしょうかね。
水風船しぼみし頃や秋暦
しぼんでしまったヨーヨーは秋風の中
Home&Photo
|