私季彩々
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| 2001年07月08日(日) |
届かなくなったお友達へ |
マイクロソフトメッセンジャーの調子がおかしい。ICQのようなものだけど何人か登録していた。半分は全く疎通のない人で2人くらいはお声をかけてくれる人。 話す事のない人は、おや、まだ夜更かししてるなとか思いつつそのまんま。話し掛けてくれる人とは”こんばんはぁ”と。ま、もともと友達づきあいというものが希薄な私は聴き役しかできないのだがそれでいいという人がいるのだからインターネットというものは不思議なものだ。
メル友なんて言葉も今では女子高生あたりが主役なのだろうが、先駆的というなら私達の世代だろう。私にもひょんなことから一人の女性とメール交換が続いた事があった。初めはもう一人男性もいたのだけど同性同士というのは続かないのかな? 別に下心があったわけではないけれど他愛のない話は同性とではつづかないというのもあったのだろう。 彼女は仕事をやめたばかりの同い年だった。毎日夜更かしを繰り返しているのだが遊び仲間はどんどん結婚していきだんだんと寂しさが募っていく。仕事探しもうまくいかないしやる気もいまいちでない。 こう書くとありがちと思うけどそんなネタは一割程度でほとんどは明るく楽しいメールだった。一時は会う会わないの話も出たのだけどまぁ1年近く続いたのはメールだけだったからだろう。どうやら私はすぐに会いたがる世に多いタイプの男ではないという事で珍しいとのことだった。一度右目のアップの写真が送られてきたけれどなかなか大きくて魅力的だった。
そんな彼女も好きな人ができたらしく応援しているうちにメールが来なくなった。私も1週間は平気であける方だから気にはしていなかったけれど1月半が過ぎた。さよならくらいはしたいなと思ったので、ありがとうのメールを送って終わった。 別に恋愛でもなかったけれどうれしい半年間だった。こういう付き合い方って結構いいなと思ったし今もそう思っている。終わり方もこういうものだろう。
恋人に嫌がられたのかもしれない。私が恋人だったら平気な顔して不安になると思うし、そうも伝えたし。携帯を落としたのかもしれない。電話番号すらメモリーの時代だからメールアドレスなんかわかるはずもない。人と人をつなぐものが携帯ひとつの見えない糸だけなんてことも実は珍しくない時代に入っている。
本当に大切なのはやはり触れられるもの、感じられるもの、そして人だと思う。例えネットの世界でも実際に合うことを求めたりするのは自然で素直な事だと思う。私はそこまで素直ではないのでこんなふうにのらりくらりと大切なものを後に残しつつこんな事をしている。誰かに、自分に問い掛けている。
出会った人にはすべて感謝。たとえ嫌われても期待に添えなかったとしても感謝。 彼女にはありがとうのメールが届いたのかはやはり気になるけれど、元気で幸せであの頃よりも温かになっていてほしいなと思っています、心から。
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