私季彩々
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2001年06月05日(火) 脚線美の誘惑

 ”どんないい男でも見せてはいけないところがある。それは”すね”だ”というようなことを敬愛する塩野七生女史がとある本で述べていた。短パンでもソックスは長くなくてはならない。イギリスの衛兵もチェックのスカートに長いソックスをはいている。どんな色男でもすね毛は絵にならないとのこと。なるほど、脚線美はやはり女の独壇場でありましょう、もろ手を上げて賛成です。

 私はいっちゃなんだが色白だ。人にはメラニン色素がないとかいわれたこともある。山やトレッキングが好きなのに全くそうは見えない性質だ。だいたいこの寒い北海道で夏に泳ぐわけでもなく短パンなど滅多にはかずに育ってきた私の脚は色白だ、が、すね毛は結構生えている。
 高校の時サッカーで無理して膝を悪くした。大学で再発したので病院に行ったら膝の靭帯がおかしいという事で検査入院した。関節にファイバースコープを入れるというもので小さな穴を3つあける簡単なものだという。
 盲腸の手術だと陰部の毛をそるというちょと情けない事をするようだが私は脚全体だけですんだ。看護婦さんにそっていただくというのはなんともばつの悪い感じで申し訳がない。いっちゃなんだが女史の言うように見てくれのいいものではない。色白なので尚更毛の黒が目立つ。書いててとても恥かしいけどさ。

 で、一通り終わって・・・・、驚いた。すべすべと仕上がった脚は透けるように白くしみ一つない。けっこう長く見える。自分で自分の足に惚れるという愚挙に苦笑しつつもこんな美しい脚は本当に見たことないと思ったのだ。是非塩野女史にお見せしたいなどと不遜にも思った次第。といいつつ看護婦さんは何にも言わなかったからそんなこともなかったのだろうか?

 手術が終わった次の日、そのお見事な脚にはすでに過去の面影がよみがえってきていた。白い肌の下にはまだ表面にでていない毛方達がもう活動を始めたらしく青い線が幾筋も現れて見られたものではなかった。
 我が脚線美はあっという間に見納めとなった。きっとこれをみたら女史も考えを見直すだろうと自負するけれど一日だけじゃ話にならん。やはり、女史の眼は確かなのですな。

 で、もう一度再現してみたいと思いつつ、そうそうできるものでもない。やはり脚線美は女性のものがいい。といいつつあの時の脚をひっぱりだしてついつい複雑な笑みを浮かべてしまうのでした。
 なんて不健康なのでしょうねぇ。 Home&Photo


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