私季彩々
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2001年05月06日(日) ばあちゃんの一周忌 (回想録)

次の日曜日は祖母の1周忌。喪服の用意まだしていなかった。

 祖母は92まで生きた。10人以上の子供を産んだ。
米寿のお祝いには100人近くの親族が集まった。
いやはや、そんだけでもすごいものだ。

稲作農家で牛や鶏、にじますまで飼っていた。
裏山に、くわがたとりによくいった。
雪の田んぼ。
稲わらをもまとめたのを3つ組んだものがたくさん立っていた。
そいつらを盾に雪合戦をよくやった。

晩年は孫の顔も見分けがつかなくなっていた。
ま、あんだけいれば私にもわからんが。
水戸黄門や大岡越前の再放送はかかさずみていたそうな。

1年前、朝ばあちゃんは部屋にいなかったそうな。
何故か外にでて、窓のそばにうずくまって冷たくなっていた。
少しぼけていた所もあったようだった。
鍵をかけなかったことに実家の方々は心底悔やんだ。
田舎にそんな習慣は必要ないというのに。

 葬式は大勢だった。
ばあちゃんの子供達、私にとっては父母叔父叔母達が
子供に戻って笑いそして泣いていた。
大人の入り口にさしかかった私だが、
その大人達がどんな人生を歩んだのか、
少しわかった気がした。
寡黙な人々の背中があのときほど大きく見えた事はない。

札幌は大雪。田舎もそうだろう。
そんな雪の中、私の血の1部をもつ人が亡くなっている。

 それから1年がたとうとしています。

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