私季彩々
DiaryINDEXpastwill


2001年05月04日(金) 海になりたかった涙 (回想録)

闇に親しみを感じる
波の音はけだるい優しさで私を包む

瞬く星を見に来たつもりだった
でもこの闇に心が惹かれている

すきとおった闇は紫檀のとばりを含み
心の不安をそのままに映す

砂はかわき 水は近くて遠い
満ちる月は大地の向こう

海におとした時計の音が聴こえる
そして・・・・・

滴は光も形もなく
私の温度を伝えた

海になりたかった涙

疲れた脚は砂に抱かれ
心は頑なな形を溶かし彼を見送った

時は刻み続ける
暖かな記憶は海にとけて
星はその輝きをましたよう

そして朝は来る まだ少し遠くにいてね 

Home&Photo


とんと |MAILHomePageBBS

My追加