私季彩々
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2001年05月03日(木) 職業の順番 

 TVで若者が農業法人に就職している例を特集していた。私達の世代は環境問題がクローズアップされていたし、成長社会のひずみも感じているわけで、どこかで地に足をつけたいと願う人は多い。

 私の部屋には10年前からあるものばかり。欲しいものは多少はあるけど今あるものを捨てて買い換え様とは思わない。二層式洗濯機はもう15年にはなるけどまだいけるし。ビデオは半分壊れてるけど再生はできるし。
 友人の車は中古なのに200万もする。夏タイヤを買い換えたそうだがその代金で私の車が買えてしまう。少々うらやましくもあるがそんなに欲しいわけではない。
 それよりも何かを育ててみたいとか、見落としていたものを見つめなおしたいとか、そんな感覚は若い人にはとても多いと思う。気だるそうに見える若い人は何をしていいかわからない人たちだ。そういっていられるほどこの国は豊になった。それでも悩んでしまう日本人ってなんて真面目なんでしょう。

 物はあくまで物であって、息長く何を感じられるかがを大切にしたいわけで。それが農業かといわれるとどうかと思うけれど、そういう流れは普通にある1つだと思う。たぶん親の世代が考えるほど農業や職人に対する偏見は若い世代は持っていない。
 農学を勉強しても会社勤め、農業を守れといって農協勤務、跡取がいないといって息子を公務員にするなんてのはよくある話。新しい人が必要だし軋轢だって必要なのかもしれない。

 ”職業に貴賎はないが順番はある。一番は農業だ”と、誰かが言っていた。

 世がみんな銀行員、医者や公務員ばかりだったらいったいこの世はどうなってしまうのか?
 そんな不安を抱えながら暮らしている人は案外多いのではないのかなぁ。

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