浦和のお店・・・なんだか可笑しいよ! - 2006年03月18日(土) 初期の頃の1〜2軒を除いて殆どのお店で厨房のレイアウトから機器の選定、見積りのチェックを含めてトータル的に全体のコストコントロールもして来た。しかし、今回の案件では厨房業者さんから正式な見積りが出て来ていない・・・。これでやりますからと言っている金額があるのだが、それに何処から何処まで含まれているのか分からない。勿論オーナーも分からないのであるが、こんな可笑しなケースは初めてである。 全体の予算というものがあるが、かなりそれをオーバーしているので内装工事と厨房設備の両方の見積りをチェックし、調整を重ねながら予算に合わせるようにするのが通常の流れである。任せろと言っている割には図面上の漏れが多いし、器具リストも同様で積算用の設備図も出て来ないので全てこちらで作らざるを得ない。しかし、オーナーと打ち合わせして作ったものに対しそんなの知らないとか言ってそれを無視した内容で積算をし、更にはその明細がなければ困ってしまうよ。 オーナーが必要だと言っているものを無視して俺の言う通りにしろ・・・はないでしょうが!レイアウトも自分でやるからと言っていたが、洋食も出す店なので選定する機器が蕎麦屋とは異なるし、当然ながらレイアウトも違ってくる。打ち合わせの中でもそういう知識に乏しいのはこっちもオーナーも承知だったので、こちらで考えたレイアウトをオーナーの方からの要望と言うことで口頭で説明して頂き、なんとかまとめることが出来たのである。 それと給排気に関しても可笑しな見解で、排気はやるが給気はやらないと言う。それって蕎麦屋で蕎麦は出すが汁は出しませんよ・・・と言っているのと同じである。排気と給気のバランスを取らないと入り口からビュービュー風が入ってくることになるのである。いろいろな設備業者さんに聞いてみたが、やはり通常は給排気設備工事として一緒にやるものだという。これまでも当然そのようにしてきたし、何故こういうことになるのか全く理解できない。 ある業者さんは責任を取りたくないんじゃない?ということも言っていた。給排気というのは本当に難しいし、きちんと喚気計算をしてもちょっとした条件が変わるとそれが狂ってしまうこともあり、しっかりとしたバランスを保つのが結構大変なのである。私の見解もそうとしか思えないし、その旨はオーナーにも伝えてある。 結局オーナーの意向を無視してまで自分のやりたいように進めていくというのはどういうことなのか?いろんなしがらみがあるみたいだが、正直なところ到底理解に苦しむ内容である・・・。俺に任せろと言うのなら安心して任せられるだけのことをして欲しいし、資料も全てきちんと提出してもらいたいものである。こういう業者さんとのお付き合いは今回限りにしたいね・・・。あまりにも感覚が違い過ぎてストレスが溜まってしまうよ! Pocchy Land Information←Click BLOG Pocchy's Collection←Click -
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