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基準墨って何の為にあるのか? - 2005年11月15日(火)

建築に於ける基準墨とは全ての高さの基準となるものである。その基準に基づいて施工をしていくことになり、それがいい加減なものだと全てが可笑しくなってしまう。それくらいにシビアで正確なものでなければならない

しかし、ある程度の誤差というものは出て来てしまうのは仕方がないことと理解はしている。建築側にFL−30ミリという指示を出していたのだが、床面積からして誤差としての許容範囲はFL−25〜35ミリの10ミリ+αくらいが妥当ではないかと思っていたし、それくらいの範囲ならなんとか下地調整で修復可能と考えていたのであるが、実際には予測も付かないFL−10〜40ミリという30ミリもの誤差が生じてしまっていた。

この面積に於いてこれ程の誤差が出てしまうというのは正直なところ初めてである。それによって生じてしまう問題は決して小さなものではない。まあ、人間のやることだからある程度のミスは我慢が出来るが、それに対して見て見ぬ振り・・・というか、自分のミスを棚に上げての責任転換というのは理解出来ない。

基準墨を指示され、それに基づいての施工であり、許容範囲外の誤差があれば基準墨の意味が全くなくなってしまうということ。本来、それによって発生した無駄な工事は請求出来るものである。しかし、そこまでする心算は毛頭ないが、一言なにかあっても然るべきものなのではという気持ちは無きにしも非ず・・・ということである。



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