誰かと思ったら・・・ - 2004年04月16日(金) 夜に野毛まで用事があったので行った来たのだが、残念ながら用のあったお店は閉まっていて路地を桜木町方面に歩いてくると毎年恒例の大道芸のイベントの前夜祭みたいなものをやっていた。丁度終わったところでなにやら人だかりが出来てフラッシュがバチバチたかれている。大道芸にそんなに有名な人っているのかな?それともゲストで芸能人でも来ているのか?暫くして輪が解けてそこから軍服みたいなものを着てサングラスをかけて、額に真っ赤なハートのマーク、両頬にもなにやら怪しげなメークが施されている。 一体こいつは誰?サングラスを外したけど判らない・・・。一部の熱狂的なファンが集まっていただけなのかな?って思いながら帰ろうとしたら漸く思い出した。横浜市長の中田氏であった!ニコニコしながら「これは賄賂ではありません」と言いながらおひねり集めていたが、市民の輪の中に入って打ち解けようとする姿勢に共感を覚えた。 しかし、不謹慎とかそんなことやっているんだったらもっと市政のことを考えろよ!とか思う人だっているはず。なんでもそうだが見方や感想は人それぞれ様々である。だから親しみ易い人って思う人もいれば、嫌悪感を感じる人だっているはず。例えばその時の自分自身の精神状態によっても変わってくるんじゃないだろうか? イラクの拉致拘束問題にしたっていろいろな見解や思いが十人十色で存在しているはずで、本当の答えって一つではないと思う。いや、答えなんてないのかな?自己責任にしたって俺はそれは存在すると思っているけど、じゃあ本当に追及できることなのかどうかは別の問題となるし、彼らが現地で活動してきたことややろうししてことを責めることも出来ない。親族の苛立ちだって分かるし国に対して文句も言いたくなるよね。でも、本来の活動地域に止まっていればこういうことにはならなかったかもしれないし、危険を冒してまでという行動は褒められるものでもないと思う。帰国後は大多数の一般世論からすれば多少のバッシングは避けてては通れないのではなかろうか。 そして、じゃあ小泉さんが全て悪いの?という理屈もどうかと思う。結局はこういうことって責任の擦り合い的にいろんな意見や考え方が出て来ることになる。民主主義国家で法律に基づいて選出された議員で構成される政権政党がとった行動を政権を取れなかった政党が批判したところでこれもどうかと思う。だったら政権取れよ!っていう理屈になるし、サラリーマンが居酒屋で会社や上司への愚痴や文句を言ったところで何かが変わるというものでもない。例え常識外れ(犯罪行為とな異なる)のことをしているとしても会社に直訴したところで嫌なら辞めたら?って言われるのがオチである。 ちょっと話しが反れてしまったが世の中っているのは割り切れる部分とそうでない部分が相反している矛盾が常に身近に存在してるということで、全てに於いて100%正しい意見なんて存在しないんじゃないのかな?またそういう完璧な人もいないしね・・・ -
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