Epitaph


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2005年05月10日(火)始動

社長からの電話で起こされる。水曜日はやっぱりオタワにいなきゃいけないから、会うのを今日にしてくれと。断れん。

15:00に授業が終わるので、開いた時間を利用してSINカードの申請にSt.Clairまで行ったが、「何でもっと早く来ないのよ。もう閉めるわよ」と言われる。とりあえず申請用紙だけ貰って帰る。

留学センターに寄って、時間潰しに喋りつつ申請用紙を書いておく。


会社は幸運にも学校からの帰り道。ここで働くとしたら、街にも行かなくなるし半ヒキコモリになりそうだ。

バスをデカい交差点で降りたが、もう一つ奥の方が近いようだ。なんとか17:00、時間ちょうどに着いたので無問題。
オフィスの中には女性が2人。アジア人ぽいが。声を掛けると「ああ、sinさんですか。社長はまだなのでちょっと待ってて下さい」と英語で言われるが、日本人だった。もう一人は明らかに違うぽい。

社長はすぐ到着。目的とかをまあ適当に話す。「最終的にはワークビザが欲しいんです」と言うと「そりゃ難しいね」とあっさり切り捨てられる。カナダのソフト屋の現状は相当厳しいらしい。

「こうやって来たからといって、すぐうちで君を雇ってあげるというような事はできないけど、うちで手伝いをして英語での仕事に慣れさせてあげる事はできますよ。どうしますか?君次第だけど」インターンシップ留学みたいなもんだな。雇われる可能性が0に近いってのが違う所か。おいおい。
やります、と即答。無給か。。

先の日本人女性(ケイコさん)を交えてしばらく雑談した後、とりあえず食事でもしながら話しましょう、という事になってケイコさんの車で日本食レストランに連れてってもらった。ああ、後で行くんだった…でも言えない。しかも寿司をごちそうになる。


明日から早速始めるという話になったので、「授業料を前金で3か月分払ったのですが…」と言ってみると「じゃあ来れる時間からでいいですよ」と言ってくれた。2時からの授業を朝に振り替えれば1時に終わるので、その後で行くという話がついた。

正直これはかなり助かった。まだ1週間しか通ってないのに「朝から来てくれ」なんて言われたら、断るか学校辞めるしかなくなるし。まだ友達もロクにいないのに。

ケイコさんに「英語の方はどのくらい(喋れるの)?」と聞かれたが、社長が代わりに「今までのやりとりで、まあ少なくとも生きてはいけるくらいは喋れるってのはわかった」と答えた。
いつわかったんだろう。英語でメール来たから英語で返した(3行)時か、爆睡中に電話が掛かって来た時か、、どうでもいいけど。

仕事内容に関して社長が電話を取ったり云々と言っているので「あのう、私が電話を取ると業務に支障が出る可能性がかなり高いと思うのですが」と正直に言うが、「大丈夫だよね?」「そうですね、今は××で○○だから重要な電話はほとんどないので」とか言ってる。マジかよ。


送別会は19時にEglintonで待ち合わせだが、どうにも間に合いそうにない。会社の近くの大きな交差点で降ろしてもらう。ここから南に向かうバスに乗れば、Papeという、目的地Donlandsの隣の駅に出れる。余裕だぜTTC。念のためジャパレスの場所を聞いておいてよかった。

PapeもDonlandsも同じ通りにあるのだが、両方とも古き良き郊外の住宅街にある商店街みたいな感じがしてなんとなくよろしい。
15分くらい待ってご一行到着。


カナダ人の講師、韓国人が3人、その辞める日本人と俺。日本人チームで寿司だの焼き鳥だの適当に注文する。

韓国語と日本語は、同じ意味で発音が非常に似ている言葉があるらしい。「微妙な三角関係」とか「マッサージ30分無料」とか。「微妙な」や「30分」も全く同じ意味らしい。今度ネタに使おう。
喋るのが中心で飲みは控えめだったが、盛り上がって「また近いうちどっか行こう」と。おお楽しくなってまいりましたよ。