「いつもにこにこ・みけんにしわなし」
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2002年06月05日(水) 3本足のカラス

サッカーが連日盛り上がっているが、
私には、ずいぶん前から気になることがあった。
日本代表チームのエンブレムの鳥だ。

コイツ、3本足である。

初めて気がついたとき、
「あらー!なーんて、えげつない間違いでしょう!!担当者、気の毒ー!」
と勝手に思っていた。
恐ろしいことにどれを見ても3本足である。
引くに引けなくなった担当者を思い浮かべては、
ひとり、(ぷ)とか思っていた。

ところが、ひょんな事からこの3本足の鳥は、
「八咫烏(ヤタガラス)」だったのだとわかった。
神さまがおつかわしになって、神武天皇の道案内をした、めでたいカラスである。
橿原神宮近くに住んでいた私には、なじみのお話だ。

あーなんだーヤタガラスかー。納得、納得。
納得したら、ヒトに言いたい。

モックンが、お下がりでいただいた、
4年前の日本代表ユニフォームTシャツを着ている。
エンブレムに、ヤタガラス。

「モックン、そのカラス、3本足なん知ってた?」
「どれ?あ、ほんまや。」
「ヤタガラスっていうんやでー。」
「なにそれ?」

小さいころ、私が母から聞いたそのままを、
モックンに話して聞かせる。
母が、そういった史跡を歩くのが好きだったので、
何かと連れ歩かれては、講義されたのだが、覚えてるもんだなぁ。
しばらく活字で読んでないけれど、日本神話は、雅でよいなぁ。
こんな小さなことだけど、
母から渡された言葉が、私の中に生きていて、
私から、モックンにとつながることのは。
じーん。


神さまのおつかいのヤタガラスの話を聞いたモックンは、
「じゃあさ、その辺飛んでるカラスにさ、足をぶしっ!ってつけたら、ヤタガラス?」

コイツ。風情も何もない。

「・・いや、つけられへん。」
「でも、つけたら?」
「それは、キメラ。」
「キメラって?」
「受精卵のときに、萌芽細胞を移植してやなぁ!・・(以下略)・・。」


拝啓、ANS(Association of Natural Science)のOB諸兄。

せっかく祖母からつながる雅な風情を打ち砕く解説をしてしまう
私の子育てはマズイのでしょーかー!


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