「いつもにこにこ・みけんにしわなし」
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ファンヒータを買ったので、立派な空き箱が出た。 大きくて、頑丈なその箱は、子供達の格好のおもちゃだ。
さっそく、マルのおうちに。 それから、ミーのお部屋に。
しばらく放置の後、「ハコ怪人」になった。
「うをぉぉぉぉ!!アターーック!」 べごーん!! 「うりゃぁあ!ハイパーァビィーム!」 ばごーん!!
とにかく、なんかツヨソーな雄たけびとともに、 ハコに体当たりしていくわけだ。 たいへん、単純で、なんのひねりもないが、 子供達、燃える、燃える。 さすがに電化製品の箱だけあって頑丈なので、 1時間近く突撃を繰り返しても、穴ひとつあかない。
そのうち、ハタと、ミーが気がついた。 「横に転がしてやるぅ〜!」 「おっ!ここから、底が破けるぞぉ!」 「わぁ!破こう!破こう!」
やっとのことで、底が抜けて、筒になる。
「わっひゃっひゃっひゃっひゃ!!」 ミーが大喜びで中に入る。 「巣ぅ!!」 ……ネズミ年め……。
子供達が代わる代わる狭い中に入ってるのを見て、 「キャタピラみたいやなぁ。」とこぼしてしまった。
「キャタピラー!!」
さっそく、キャタピラー君、ドダドダ、ゴトゴト部屋中を移動。 やわなキャタピラなので、障害物があると乗り上げて動けない。 一人が駆動で、一人が露払い。
遊びに来ているヨソの子も、 一緒になってきゃあ、きゃあ言って、 和室にリビングに転げまわって、 全員、真っ赤になって、はぁはぁ言って遊んで、遊んで。
翌朝、 キャタピラー君は、子供達によってたかって乗り回された挙句、 下敷きにして踏み潰したお菓子のかけらをボディにつけたまま、 部屋の隅にぺたんこになって転がっていた。
捨ててもいいかな? と思って持ち上げたら、消えないマジックで 「モックン ミー マル の キャタピラ」 ときったない字で書いてあった。
捨てちゃ、ダメなんだね。はいはい。
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