7時起床。昨夜は10時半には寝てしまった。よく眠れたが、乾燥してしようがない。ゆっくり朝食を取って、ところがここで今ツアー最大の事件が発生(いちおう、今ツアー仲間の中では今回の件公表すべきかどうか意見を交わしたが、ご本人のご了承もあり、事実を載せます)。 朝食を食べて、ゆっくりコーヒーを飲んでいるとき、IさんとTさん二人が深刻な顔をして現れ、開口一番「添乗員さん知りませんか?実はIさんのパスポートやら現金やらを入れていたウエストバッグが消えてしまって。。。」 Tさんは自分のお金やパスポートのはいったバッグを枕元のテーブルに置き、Iさんは同じくウエストバッグとポーチをベッド足元にあるテーブルの上に置いて、寝たのだそうだ。 そして今朝、起きてみたらIさんのバッグがそっくりなくなっていた! Tさんのは枕元にあったためか無事。二人ともにわかには信じられず、それぞれのスーツケース等、部屋中を必死になって探したのだがなかった、と。バッグの中には、パスポート、日本円現金、ユーロ現金、ユーロチェック、クレジットカードなどそっくり入れてあったということ。 さっそく添乗員さんに現状を伝え、ホテルのカウンターに言ってもらったら、なんと! 昨夜エレベータの中に落ちていたということでウエストバッグとポーチが出てきた。 私とIさんとで、人目につかないトイレの中で中身を確認したところ、やはり日本円の現金とユーロの現金が抜かれていた。が、一番大事なパスポートは無事、その他、クレジットカードやチェックもあり、不幸中の幸いとはまさにこのこと。 しかし、寝ているところを、何らかの方法で鍵をあけ、バッグを盗むとは、なんと言っていいのか・・・ 怖いことに、部屋の内側から物理的にロックする機構がけっこうプアで、ロックするのにかなり熟練度を要するというしろもの(他のホテルのように、音叉を横にしたようなものがなかった)。昨夜はそれをしなかったのがまず敗因だろうと思う。 まさか前日にガイドさんに散々脅かされたことがすぐに現実にやってこようとは。自分たちもホテルの部屋に関しては、朝外出するとき以外はそれほど注意していなかったので、誰にでも発生しうる事件だった。 そういうことで、きょうプラハの街中を歩いて散策するときは、さりげなくみんなをガードするように心がけ、とにかくスリ・置き引き等に目を付けられないように常に周囲に気を配って・・・ ヒゲづらでギョロギョロ見回していたのでコソドロも近づかなかったかな。 9時、街中へ出発。まずは町の中心部からモルダウ川を渡った対岸の丘に聳え立つプラハ城を見学。ここは現在大統領府もあり、有名なこところ。すぐそばに、映画「アマデウス」でモーツァルトのウィーンでの滞在先となったアパートとして使われた建物がある。つまり、それだけ文化的に当時の建物が多く、時代劇の映画のロケ地としてよく使用されるらしい。 ![]() プラハ城の中をゆっくり時間をかけて見て回る。先日のノイシュバンシュタイン城とはまた違って、ゴシック様式の大聖堂を中心にかなり広い建物。それにしても大変な観光客の多さで、しかも若者集団が多い。学生たちだろうが、昨日の話もあって、ついつい周囲の人に目を光らせてしまう。 ![]() (大聖堂のステンドグラス。この絵だけは知る人ぞ知る、アルフォンスミュシャのガラス絵) そしてカレル橋を歩いて渡り、モルダウ川を眺めながら、スメタナのわが祖国を口ずさむ。それにしても、この建物、風景の美しさはどうだ! なんとも形容の仕方がわからない。旧市街を散策、とにかく町並みの素晴らしさ(古きよき街並み)に圧倒される。 ![]() (雄大なモルダウの流れの向こうにプラハ城) 昼食は旧市街のちょっとはずれにあるバール。午後はまた歩いてあちこち見て回り、両替所(これがまたいたるところにある!)でコルナに変え、スーパーマーケットでチェコ庶民の生活状況を見る。かなり豊富な食料、ごく普通のマーケット。 夕方は、またバスでホテルまで帰宅。ただしKさんはどうしても路面電車に乗って帰ると言う事で、現地のガイドさんと二人、路面電車で。後で聞いた話だが、やはりスリと思われる怪しげな若者3人にかこまれたらしい。乗り場を移動するとさりげなくいっしょについて回り、電車に乗った後もすぐ近くに寄ってきて目線が斜め下の自分の腰の辺りをチラチラと… ガイドさんも、この連中がスリだということを確信もてたという。うーん。乗らなくてよかったかな。 夜、夕食はまたまたバスで外出、モルダウ川を越えて夜景のすばらしくきれいなプラハ城が見えるバールで。生演奏のピアノもあり、踊る竜混!ここでも面目躍如。Iさんがこの日のために習ってきたと踊りだし、Kさんと手を取り合って(^_^)その、心から幸せそうな笑顔を見ているとこちらまで幸せになってしまう。朝の事件をもう笑って流せる、素晴らしい人だ。 ![]() -
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