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| 2001年07月16日(月) | 追いつめられた食卓。 |
母が、今日の昼食は何にしようかと聞いてきました。
買い物に行かなかったのでこれといって材料もなく、
冷蔵庫に入ってた野菜を使って、スパゲティナポリタンを作ることにしました。
私と母の分だけ作る予定だったんですけど、
父がお昼に帰ってくるというので３人分作りました。
まず麺をはかります。
だいたい一人１００ｇです。
茹であがるまでの１１分の間に、ウィンナー、タマネギ、ピーマンを切り、
炒めて、その中にスパゲティを入れてケチャップ入れてハイ出来上がり。
あら、ちょうど父も帰ってきました。
３人分にわけて・・・いただきまーす。
う〜ん、ちょっとコショウが効きすぎてるかもしれないけど
野菜もたくさん食べれておいしいね〜なんて言ってたんですよ。
しかし・・・食事が始まってしばらく経った頃、
食べても食べても量が減らないことに気付く。
明らかに作りすぎてしまったらしい。
スパゲティの麺自体は一人１００ｇ、
１００ｇだったらまあそれほど問題はないですよね。
野菜です野菜。
使った食材（３人分）
ピーマン３個
タマネギ大１個
ウィンナー９本
上記の食材が茹であがった麺と合わせることによって、野菜とウィンナーだけで１品として見てもいいでしょう的なものすごい容量にふくれ上がったわけですよ。
３人で囲む食卓、最初こそ「なんか多いね〜」なんて言ってたのが、
みんなだんだん無口になってきます。
しばらくするとフォークが遊ぶようになります。
早く食えばいいのにやけにスパゲティをくるくる巻いてみたりするわけです。
巻いてみてはほどいてさらにまた巻き直してみたり無駄な事をしだします。
ええ、時間稼ぎです。
さらに、人の食べる速度をチェックするようになります。
チラチラと人の進行速度を伺いつつ、自分の噛む速度を変えたりするわけです。
だってよけいに食べたくないし。
最後に窓の外を見るようになる。
庭に咲いてるユリの花なんか眺めちゃって、「花っていいねぇでも太陽のほう向いちゃってるから見にくいのが残念だよねえ」なんてボソッと言うようになります。
あきらかに「食事」というイベントから目をそらそうとしています。
いったいなんでしょう、この「スパゲティ」という名の炭水化物のかたまりは。
ただの昼食であるはずなのにこの辛さはいったいなんなのでしょう。
これは大食い選手権ですか？（涙）
各自、自分との戦い。
結局食べきれなかったし（汗）
