Web Masterの日記



稲取旅行記

2025年06月05日(木)

先日の土日で義母と義姉夫婦、姪夫婦の計7人で伊豆稲取へ1泊旅行。
前日は5月の月末でしかも金曜日だったので店は大繁盛。
さらに閉店後に決算のため在庫チェックと忙しかったが、
東京駅12時発の踊り子号なので朝は少し余裕があった。
宝町の駐車場に車を停め、そこから雨の中徒歩で東京駅へ。
少し肌寒かったので八重洲地下街にあるユニクロで上着を購入。
東京駅構内の駅弁屋で姪夫婦と合流して弁当を買い込み踊り子号に乗車。
横浜から義姉夫婦、大船から義母も乗車し、いざ稲取へ。

昨年の7月には伊東へ1泊旅行だったが今年は稲取へ。
実は自分は熱海や伊東、下田などは行ったことがあるが、稲取は初めてだ。
名前や場所は知っていたが、いつも通過するだけの場所でもあった。
稲取の駅前はかなり寂れた感がある、というか何もない。
改札には稲取の各旅館やホテルの送迎が待っていた。
自分たちが泊まったのは海沿いのホテル「稲取荘」
外観もロビーや内装も完全にホテルであったが、名前からして
以前は旅館だったのだろう。
部屋は琉球畳が敷かれたところにベッドが2つ置かれていた。
部屋も総リニューアルした感が随所にあったが、窓の外はすぐ伊豆の海。
大島や新島も見えて、かなり居心地のいい部屋でもあった。

チェックインしてから近くを散策するも、ホテルや旅館以外なにもない。
もちろん東伊豆なので海水浴場もない。
温泉街らしく射的やスマートボールの看板を掲げた店はあるが、
入り口には鎖がグルグルと巻かれ、今はもうやっていないのが明らか。
バブルの頃はそれなりに人が来て賑わいもあったのかもしれないが、
今は廃墟となった旅館もあり、かなりいや相当、寂れた温泉街だった。
何もないので部屋に戻り、最上階にある展望温泉風呂へ。
風呂の中もリニューアル感が随所にあったが、広々として気持ちがよかった。

夕食の時間になったので2階にある大食堂へ。
7人組グループなのでテーブルを二つつなげて一番奥の席へ。
伊豆の海の幸が満載の料理はどれも美味しかった。
稲取最大の名物でもある金目鯛の炙り刺身や煮付けは絶品。
アワビの踊り焼きもあるし、珍しいヤガラやホウボウの刺身も。
前菜からデザートまでほんと料理はどれも絶品だった。

翌朝も展望温泉風呂へ。
朝6時半からのサービスで風呂上りに金目鯛の味噌汁が無料。
大島や新島を眺めながら熱い味噌汁は目覚めに最高。
朝食はバイキングだが、ここでも港町でもある東伊豆の海鮮が盛り沢山。
昨夜、イヤというほど海鮮を食べたので、いつものような朝食になったけど。

10時過ぎにチェックアウトし、ホテルの送迎バスで稲取駅へ。
ここから在来線で熱海に出て賑わいのある熱海の町を散策。
ほんと稲取とは違い、熱海は大勢の観光客や外国人で東京の繁華街のようだった。
熱海港近くまでぐーっと下って海の前にあるレストランで昼飯。
熱海で今が旬でもあるアジフライ定食を注文。
すると生簀からアジをすくって調理に入るので少し時間はかかった。
大きくはないが、ふわふわサクサクでかなり美味しい本物のアジフライを堪能。
昼飯後は熱海駅まで来た道を登るのがしんどいのでタクシーを呼んでもらった。
帰りの踊り子号まで少し時間があったので熱海駅前を散策し
駅ビルの中のベーカリーでコーヒーを飲みながら時間をつぶす。
それにしても熱海プリンってなんであんなに行列してるんだ?
近くに待合所まであってビックリ。

帰りも踊り子号なので熱海から東京なんてあっという間。
昨年も思ったが、やはり電車だと伊豆と東京は近いね。
16時前には家に着いた。
毎年恒例となりつつある初夏の伊豆旅行。
伊東→稲取ときたので来年はさらに南下して下田かな?
ほとんど観光せずに温泉で疲れを取る、それが目的だが
年に1度くらい、そんな旅行もいいのかもしれない。

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