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2025年04月24日(木)
和歌山県白浜にあるアドベンチャーワールドのパンダ4頭すべてが 契約満了で中国へ返還されるというニュースに触れて、 残念と思うよりも、政界を引退した二階の力の衰えを感じた。 東京の上野の2頭よりも和歌山の方がパンダが多かったのは、 繁殖効果もあったが、親中派の二階の力によるものだったことは 和歌山県民なら常識中の常識。 大阪から南紀田辺まで続いている阪和自動車道を作ったのも二階。 一時はIRカジノすら和歌山に誘致していたほど二階の力はすごかった。 しかし、地盤とカバンを引き継いだ息子は先の衆院選で負け、 二階帝国の復権を果たすことはできなかった。
中国によるパンダ外交は新たな局面を迎えている。 トランプ政権になり、中国は関税問題で窮地に立たされている。 日本の石破政権は保守亜流だったため親中派が多いが、 これ以上、アメリカ寄りの政策を取るなら、ただではおかない… という切り札がパンダの引き上げだ。 親中派の親玉でもある二階が政界から消えたので、 和歌山にパンダを置いておく理由もなくなった。 そしてこれ以上、アメリカ寄りになろうものなら 上野のパンダも引き上げる…という脅しも含まれているのかも。
ただ、パンダがいなくても日本人は暮らすことはできる。 いつまでもパンダを外交手段に使ってほしくない。 それより、今まで長年、培ってきたパンダ飼育や繁殖のノウハウが 今後、和歌山で生かされなくなるのは残念。 そしてアドベンチャーワールドだけでなく和歌山全体がパンダ推しだったが、 今後、パンダが居なくなったら園内や県内はどうなっていくのだろう? 自分もパンダやコウテイペンギンを見るため何度か訪れたことがあるけど 正直、パンダ抜きなら絶対に行かない場所かも…。 これからのアドベンチャーワールドが心配だ。
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