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2024年12月12日(木)
年末恒例の京都・清水寺で発表される今年の漢字、 2024年は「金」が選ばれた。 まぁ、予想通りと言うか、オリンピックイヤー恒例の漢字と言っていいだろう。 今年の漢字も今回で30回目、本当に時の流れは早いものだ。 今年はオリンピックイヤーなので「金」が選ばれると思っていたが、 あまりにも順当すぎる結果に、ちょっと拍子抜けしてる。
「金」が選ばれるのは3年ぶり5回目。 2012年のロンドン五輪、2016年のリオ五輪、そして2021年の東京五輪と 過去の夏季五輪が開催された年は、ほとんどと言っていいほど 「金」が選ばれている。 もっとも「金」が選ばれたのはパリ五輪以外にも理由があるそうで、 50-50を達成した大谷選手の金字塔とか、佐渡金山の世界遺産登録などが該当。 そして「金」読み方は「きん」だけでなく「かね」も。 政治資金や裏金問題、金目当てによる闇バイトの犯行など暗い部分もあり、 それらを考えると今年の漢字に「金」が選ばれたのも妥当なのかな。
2位の「災」も納得の漢字。 元日の能登半島地震や翌日に発生した航空機の火災事故などがある。 能登半島はその後も余震や大雨など災難に見舞われ、復興もままならない状態。 早く日常生活に戻る事を祈るばかりだ。 3位の「翔」は大谷翔平の「翔」に尽きる。 ドジャース移籍1年目にしてワールドシリーズを制覇し、自身も2年連続MVP。 来年も大谷選手がニュースの中心になっていくだろう。
来年2025年は終戦80年目を迎える。 来年こそは明るい話題での漢字が選ばれてほしいね。
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