Web Masterの日記



どうなる東京五輪

2021年01月25日(月)

東京オリンピック組織委員会は2021年開催延期に当たり、聖火リレーの開催を
今年の3月25日からスタートすると発表したのが昨年の9月28日だった。
その頃は新型コロナも一旦は落ち着きかけていた時期でもある。
ところが事態は一変した。
年明けから感染爆発が起こりそうな勢いで首都圏や関西圏で緊急事態宣言が
再発令され、日に日にオリンピックどころではない雰囲気になっている。
こんな状況で一番大変なのは組織委員会の人達だろう。
現場の人達からは7月開催など夢のまた夢という雰囲気が漂っているのかも。
こんなことでは仕事のモチベーションも上がらない。
それに日本だけが盛り上がったとしても、世界各国は予選会も開けないどころか
外出禁止令、ロックダウンが起こり正直なところ、オリンピックどころではない。

日本、いやIOCは3月25日の聖火リレーまでに開催するかどうかを
決めなければならなくなってきたのではないだろうか。
そうなるとタイムリミットは2月中だろう。
ここに来て大会組織委員長の森喜朗会長が
「私の口から開催が難しいということは口が裂けても言えない」と発言している。
旗振り役の森会長が弱気になっていることは言葉の端々から読み取れる。
また、オリンピック需要が全くなくなってしまった電通が
本社ビルを売却するという話も出るほどだ。
2月中旬にはIOCとの事務折衝が開かれるが、ここで可否が出ることになりそうかも。
あと半月余りで日本国内の状況が良くなっているとも思えない。
すべてはワクチン頼みだが、ワクチンだって万能薬でも特効薬でもない。
なので流れは中止に傾こうとしているが、箱根駅伝や高校サッカー決勝のような
アッと驚く結末もあるのがスポーツだ。

詳細は練られていないだろうが多くの代替プランが存在しているはず。
その中でもIOCや組織委内で要職を務める複数の人間が理想に掲げ、
言いたくてもまだ言えないのが「2024年開催」だ。
2024年予定のパリ五輪を2028年へ、2028年のロサンゼルス五輪を2032年へ、
それぞれ4年後にスライドするプランだろう。
この計画は両五輪を取り巻く状況とも無関係ではない。
今、パリ大会はコロナの影響でスポンサーが全く集まっていないし、
工事などの準備が大幅に遅れていて五輪どころではないのが現状。
4年後に後ろ倒しになるのは、むしろ好都合なのかもしれない。
2028年のロサンゼルスなんて、もっとコロナ禍でヒドイ状況だし。
パリ五輪は昨年、東京と同様に簡素化とコロナ対策を余儀なくされ、
大会の基本計画を大幅に見直したという。
複数の競技会場の建設を取りやめるなど準備が間に合う保証はない。
2024年は100年ぶり開催という記念大会になるのだが、運営面を考えると
4年遅れるのは「渡りに舟」で何より4年後の2024年となれば
東京大会もフルスペックの「完全な形」で開催できるはず。
どんな形にせよ日本のためにも、世界各国のためにも早く決めた方がいい。
個人的には、やっぱ中止は寂しいので2024年にスライドかな。
選手選考のやり直しをはじめ、会場維持費やチケット保有者への対応、
販売してしまった選手村など課題は少なくないけど、現在のコロナ禍を踏まえると
2024年にスライド開催が最も得策と思える。

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