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2008年11月19日(水)
少し前だが、またしても大阪で死亡ひき逃げ引きずり事件が発生した。 この前は3キロだったが、今回は轢かれた後に6キロ以上も引きずられた。 41歳の容疑者は自動車運転過失致死罪などで逮捕されたが 「飲酒運転の発覚が恐かったので逃げた」とか…( ̄◇ ̄;)
このような事故、飲酒運転の厳罰化の弊害という理由で片づけてよいか? 飲酒運転に絡む重大事故が多発したことから、現在では飲酒運転については 相当な厳罰化に法改正を行い、その結果、飲酒運転の件数自体は減少してきた。 また、社会的にも今まで容認される傾向があった飲酒運転について、 「厳罰化は当然」という風潮が強くなってきている。 飲んだ人間だけでなく、飲ませた人や同乗者、 さらに車で来ているのを知っているのに 酒を提供した店にまで厳罰が下るようになった。 実際、うちの店にも警察が直接来て、指導要綱を置いていった。 もともと銀座に車で来て飲酒する人は少ないと思うが、 それでも厳罰化になってからアルコール類の提供を断ったのは1件あった。 ヘルメットを持って入店してきた客が普通に「生ビール」を注文したので やんわりと「警察の指導によりご提供できません」と断った。 客も仕方ないと、すぐに諦めてウーロン茶を注文したが…。
話を戻すが、飲酒運転の厳罰化を恐れるあまり 「何とか逃げる」という輩が増えてきている。 そのためか、最近では悪質な死亡ひき逃げ事件が増加しているような気がする。 しかも飲酒運転で人を轢いてしまった場合、 危険運転致死傷罪になる可能性が高いということから、それを回避するために、 しばらく逃げて飲酒に関する証拠を抹消してしまう奴らが多い。 飲酒に関しては時間が経てば特に立証困難であり、 結果、検察側も危険運転致死傷での起訴が困難になる…という話も多いらしい。
飲酒運転を厳罰にするのは当然のことである。 ひき逃げの原因が飲酒運転を隠すためだから、飲酒運転の罪を軽くすれば ひき逃げが減るのでは?というのは本末転倒な話だろう。 むしろ「逃げた方がもっと重くなる」ということを見せしめられるくらいに 「ひき逃げも超重罰化」が必要なのではないだろうか。 特に飲酒運転を隠すために逃げたという場合は、 呼気検査などで飲酒の結果が出なかったとしても 「飲酒の事実」が立証できれば飲酒運転であるという推定規定を設けること、 さらには少なくとも、ひき逃げの場合は飲酒の事実が推定できれば 「危険運転致死傷罪が成立」というくらいの法改正も必要なのではないかと思う。 とにかく「逃げ得は絶対に許さない」「逃げるほど罪は重くなる」という 法体系を早急に確立しなければ、今後も犠牲者は出てきてしまうだろう。 「なんでも厳罰化はいかがなものか?」という 厳罰化批判論も展開されるのは確か。 だけど、ここまで似たような悪質ひき逃げ事件が続くとなると、 もはや「理」ではなく「法」で対応するしかないだろう。
最近はひき逃げの後に引きずって死なせてしまうという事故の報道が絶えない。 「捕まるのが怖くなって逃げた」「死んでもいいと思っていた」 「何かをはねたのは気付いたが、飲酒していたので必死で逃げた」 いずれも自分さえ良ければいいという身勝手な理由ばかり(-o-;)
ちなみに、ひき逃げをした場合の民事上の責任だが、 自賠責保険や任意保険については基本的には使えない。 まぁ、犯罪なんだから当然だ。 被害者保護という観点から保険会社は被害者に対して一定額の支払いはするが、 その全額は加害者に請求されるようになっている。 なので人を1人はねて逃げると、被害者がケガだけで済んでも 数百万円の請求は免れないし、殺してしまえば 億に近い額の借金を背負うことになる。 もちろん、この借金は自己破産しても免責されないので 「一生、罪と共に借金を背負う」ということになるのだ。 従って、民事上は「逃げ得」ではなくなるし、こうなると今後一生、 自分の娯楽のために使える金は1円もない。ということだ。
刑事罰のことばかり目立つが、こうした民事上の責任もあることも もっとアピールした方が良いのかもしれない。 まぁ、もっと言えば、そもそも論に戻って 「飲酒運転は絶対不可」ということを もっと多くの人に自覚してもらいたいものだね。 ありきたりの表現だけど「車は走る凶器」なのだから。
と、ここで日記を締めたかったのだが、今度は警察官が飲酒運転で捕まった。 国民に対して飲酒運転はするなと言っている警察官なのに 飲酒運転をするなんて何を考えているんだ。 飲酒運転の車に引きずられて殺された事件があったばかりなのに、 これでは飲酒運転撲滅なんて出来るわけないよな(-o-;) しかも基準値の4倍にあたるアルコール分が検出される始末。 飲んだ酒の中身が500mの缶ビール2本と缶酎ハイ2本に焼酎をコップ1杯。 よくもまぁ、これだけ大量に飲んで車で帰ろうという気になれるな。
そもそも逮捕されたのは警視らしいが、警視といえば 警察官全体の約3%しかいない一般企業で言う所の重役クラスだ。 おまけに逮捕された警視は警視庁では交通部門に精通し、 東京都と警視庁が行っている飲酒運転撲滅キャンペーンの 中心に立っていた人物だという。 今までこんな奴が飲酒運転の取り締まりをしていたのかと思うと、ムカついてくる。 こいつは「なぜ飲酒運転をしたらいけないのか」という事を全く理解せずに 検問などをしていたということになる。 言い換えると、国民の安全を守り交通事故を減らすことよりも、 自分の出世の為だけに仕事をしていたってことだろうな。 こんな奴を警視にする警察自体もオカシイ。マジ腐ってる。
今回は対物と自損事故だけで済んだものの懲戒免職は当然の報いで自業自得だが、 飲酒ひき逃げが連続している時期でもあり、 この件で警察が失った信用は計り知れないはず。
しかし、警察の不祥事が多すぎて、いちいち批判するのも疲れてきたな。 次は警察官が無差別殺人か?それともパトカーが飲酒ひき逃げか? 麻薬捜査官がヤク中か? なんか、どれもこれも今の世の中なら十分に有り得るから怖いなぁ。
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