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2008年05月21日(水)
石原慎太郎東京都知事が会見でパンダ不要論を熱弁したことが波紋を呼んでいる。 「パンダなんて要らない。見たい人は見られる所へ行って見ればいい」 さらにレンタル料が1億円という事に対して「随分法外な値段だ」 「友情の印でカネ取るか」と言いたい放題。 この発言に対して上野動物園の売店は(←売店かよ) 「要らないとは何事だ!」とご立腹で、かなり反論しているようだ。 しかし、年間1億円のレンタル料が税金から支払われるということが分かると 新聞社の世論調査では97%の人が「パンダは要らない」と答えているようだ。 確かに高すぎる…。 レンタル料の1億円が中国でパンダの研究費に回されているそうだが、 どうも中国だと、どこかがマージンを取っているから高いだけで、 実際に研究費には僅かしか使われていない気がしてしまう。 中国四川にあるパンダ施設は、どう見ても年間1億円かけている施設には見えないし。 だいたい、レンタルしている国は日本だけではないので、 かなりの額の金が集まっているはずなのだが…。
パンダ不要論の理由は「希少動物を政治的に利用するのに反対」や 「約1億円と言われる高額な貸与費用に税金を使うのは反対」など。 都知事は上記の「政治的理由」を背景に発言したのだと思うが、 まぁ、ぶっちゃけ言えば石原都知事は「反中」だからな…(・ω・;) 自分も最初は上野動物園にパンダがいないことに違和感があったが、 レンタル料が約1億円とか様々なことを知るにつれ、不要かなぁと思ってきた。 それにパンダの立場で考えれば、異国に1つがいで送られるよりは、 故郷の中国の保護センターで仲間達と過ごす方が幸福なのではないか?と思う。 希少動物を目玉にする動物園経営は過去の物ではないだろうか? 旭山動物園のように知恵を使えば、ペンギンやアザラシのような動物でも 十分に楽しいし客を呼べることは実証済みだし。 それに和歌山にあるアドベンチャーワールドに行けば5〜6頭も飼育され、 そこで繁殖もしているのだから、パンダを見たければ、まさしくそこに行けば良い。
「パンダに貴重な都税を使うことはない」という石原都知事。 大変にご立派な意見だが、しかし!同じく2016年の東京オリンピック招致も 税金の無駄遣いだと思うのだが、そちらはどうなのだろうか? それに2013年に開業予定だった豊洲の新市場も土壌から とんでもない量のベンゼンだの砒素だの鉛が出てきて 地下2メートルまでの土を全部入れ替えないと危険だということで 予定していた額の倍以上のカネがかかることになった。 それでも地下水に浸透しているので危険という学者の声もあるし…。
東京都の余帳金は1兆円以上もあるので、全てに於いて賄えるとはいえ、 あまり都税ばかりかけると都民の反感を買うことになりかねない。 パンダの1億円にケチり、東京五輪招致や築地市場を豊洲へ強行移転に 多額の都税を使うのはどうなんだろうね。
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