Web Masterの日記



川口と楢崎

2008年05月22日(木)

術後、3週間が経った。
瞼の腫れはあいかわらずだ。
それでも以前に比べれば、だいぶ引いたほうかな。
もうサングラスをかけずに普通に仕事しているし。
2週間後の定期健診の頃には完全に引いてほしいなぁ。

さて、今週末のキリンカップに海外組の中村俊輔や松井大輔、長谷部誠などが
岡田ジャパンに初招集された。
俊輔は日本が五輪に出場できた際はオーバーエイジ枠での
起用もあるかもしれないので楽しみである。
オシム監督の代役で起用された岡田監督だが、
戦術がまだはっきりと決まっていないのがとても気になるが、
今回のキリンカップで、ある程度の内容と結果が求められるはずだ。

岡田監督になり日本代表の世代交代が進んでいる中、
2002年の日韓W杯のメンバーで唯一、残っているのがGKのポジションだ。
32歳の川口能活と31歳の楢崎正剛の2人だけ。
川口は1997年2月に代表デビューを飾り、代表として歴代2位の試合数に出場。
川口から遅れること1年、1998年2月に初陣を果たした楢崎は
代表50試合以上のキャリアになる。
この2人が日本代表になってから選ばれたGKは僅か6人しかいない。
それも出場試合数は6人とも5試合にも満たない。
過去3度のW杯でも、1998年のフランスは川口、2002年の日韓は楢崎、
2006年のドイツは川口と、この2人が正ゴールキーパーだった。

2人のGKがこれほど長期に渡って代表に定着するのは
世界的に見ても稀なことである。
彼らの牙城がかくも高いのは、GKの特性に関係している。
GKは経験が特に重視されるポジションであり、
キャリアのピークは35歳前後といわれる。
代表の過渡期に台頭した彼らは、デビュー早々から試合で使われた。
前代表のGKだった松永が代表を退いたことも影響した。
よって、20代半ばにして十分な経験と実績を積み上げて成長していった彼らを
代表から外す理由が歴代監督のトルシエにしてもジーコにしてもオシムにしても
見当たらないので長い間、代表に君臨しているのだろう。

実力的な裏づけもある。
1996年のアトランタ五輪でブラジルを完封した川口は
GKとしては決して恵まれていない体格ながら、大舞台で無類の強さを発揮し、
2001年には日本人GKとしては初の欧州移籍を果たした。
楢崎は恵まれた体格を生かし、冷静沈着なプレースタイルで
川口には実績でやや劣るが、実力的には全く遜色ない。

今の岡田ジャパンでは岡田監督曰く「経験と実績を踏まえて」
川口が正GKを務め、チームのキャプテンも川口だ。
かつてはライバルとして距離を置くところもあった川口と楢崎だが、
今では選手としても人間としても互いをリスペクトする関係だからこそ
ここまで一緒に代表でやってこれたのだろう。
そして、2年後の南アフリカW杯こそが彼らのキャリアのピークであり、
ハイライトになるはずである。
10年以上の間、他のGKを寄せ付けなかった強さを発揮して
日本のゴールマウスをストイックに守り抜いてもらいたい。


川口、楢崎以外で過去10年間に国際Aマッチに出場したGK
●曽ヶ端(鹿島)…4試合
●土肥(東京V)…4試合
●都築(浦和)…2試合
●高桑(横浜F)…1試合
●下田(広島)…1試合
●川島(川崎)…1試合

川口、楢崎の出場試合数に比べ雲泥の差。
2人が日本代表のゴールを守る姿が当然のように見えるが、
10年間、他の選手を寄せ付けないって、改めて考えるとスゴイことなのだ。

ここ最近、第3キーパーとして代表に呼ばれている
川崎フロンターレの川島は、以前、ユースの頃や大宮でプレーしている時から
ひそかに注目していた。
名古屋に移籍して楢崎の下で勉強し、今は川崎のゴールを守っている。
久々に出てきた大型GKで今後、川口と楢崎の次の
代表GKとしての活躍が楽しみな逸材だ。
だけど2人が健在な限りは、なかなか試合には出ることができないが…。

パラグアイとコートジボワールとの対戦となるキリンカップ。
やはりGKは川口だろうな。


沖縄地方が梅雨入りしたらしい。
早く沖縄に行きたいな。

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