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2008年01月12日(土)
昭和天皇が崩御し、当時の官房長官だった故・小渕恵三元首相が 新たな元号「平成」を発表してから早19年。 平成元年生まれの人もパチンコが解禁される年齢になった。 そのうち「うわ!昭和生まれですかぁ」なんてバカにされる日が来るかも。
時代が進歩する半面で、映画「ALWAYS 三丁目の夕日」や 「バブルへGO!タイムマシンはドラム式」などが大ヒットし、 近年は昭和をテーマにしたものに人気が集まっていて、 昭和を知らない世代も巻き込んで「昭和ブーム」となっているらしい。 こうした中、検索サーチのgooが 「もう一度使ってみたい昭和なつかしのアイテムランキング」を発表。 現在では、あまり使われなくなったと言うよりも見かけることもなくなった 懐かしい商品が大集合しているのだが「黒電話」や「蚊帳」 「レコード」などを抑えて1位に輝いたのは驚くべき「ファミコン」だった。
「ファミリーコンピュータ」の活躍は記憶に新しいが、 昭和の子供の遊びを一変させた存在はやはり大きかったようだ。 確かに、あの本体でもう一度やってみたいという気持ちは強いかも。 ただ「昭和のアイテム」と言われると、ちょっと違和感があるな。 gooよると、1986年に発売されてた業務用の「ファミコンボックス」を 置いている地方の旅館やホテルはまだ数軒、存在しているようだ。
2位の「黒電話」は完全に昭和アイテム感が漂う。 「0」や「9」などは回したダイヤルがなかなか戻らなくて、 イライラした記憶があるし、本体と送話部、受話部に分かれた電話カバーも 懐かしかったりして。 最近の子供はダイヤル式の電話の使い方が分からないそうだ。 生まれて1度もダイヤルを回す行為自体していないし、 数字は押すものだとしか認識していないという。
3位の「蚊帳」は東京生まれで東京育ちの自分は使ったことのないアイテム。 だけど、テレビなんかで蚊帳の中で寝ているシーンを見ると なんか「昭和」の香りが蚊取り線香の臭いとともに甦るのは確かだ。
これ以下は4位が「レコード」で5位が「七輪」、6位が「銭湯」、 以下「500円札」「五右衛門風呂」「赤チン」「図書券」となっている。 赤チンって小学校や中学校の保健室で使った記憶があるけど、 いつの間にか見なくなったな。 そういえば図書券も図書カードに変わってしまったね。でも最近だよね。
トップ10圏外には「テレホンカード」(18位)や「蓄音機」(22位)、 「洗濯板」(28位)、「二層式洗濯機」(29位)などがあり、 昭和がいかに長いかを感じさせられる結果となっている。 「ファミコン」と「蓄音機」や「洗濯板」が 同じアンケートの結果に出るんだから、 60年以上も続いた昭和は本当に長かった。
それぞれに懐かしいものを求めて、地方やリサイクルショップなどで 探してみるのも面白いかもしれないけど、見つけても使い道はなさそうだな。 「はすぴー倶楽部」 http://home3.highway.ne.jp/hasu/というサイトでは、 さまざまな昭和アイテムをカテゴリー別に整理していて、 レトロスポットも紹介しているので、 見ているだけでも懐かしい気分になってくる。
☆もう一度使ってみたい昭和なつかしアイテムランキング(goo調べ)
1. ファミコン 2. 黒電話 3. 蚊帳 4. レコード 5. 七輪 6. 銭湯 7. 500円札 8. 五右衛門風呂 9. 赤チン 10. 図書券 11. 足踏みミシン 12. 振り子時計(柱時計) 13. ちゃぶ台 14. そろばん 15. 火鉢 16. おはじき 17. ブリキのおもちゃ 18. テレホンカード 19. チャンネルテレビ 20. メンコ 21. ちょうちん 22. 蓄音機 23. 飯炊き釜 24. だるまストーブ 25. ハエたたき 26. ホーロー看板(金鳥、オロナミンCなど) 27. 木のたらい 28. 洗濯板 29. 二層式洗濯機 30. 茶箪笥
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