Web Masterの日記



ゆとり教育?

2007年10月10日(水)

安倍内閣時代、国会で教育再生会議で土曜授業の実施などを柱とした
第二次報告がまとめられた。
一応、安倍前首相の功績のひとつになっているが、
あれって、結局どんな内容だっけ?
土曜休みを考え直すとか言っていたと思ったが、その後はどうなったんだろう。

「ゆとり教育」という大義名分の名の下に
土曜日が休みになったのは、いつからだっけ?
自分がガキの頃は、土曜はしっかり半日、学校に行って授業を受けて
半日授業なので給食がないから急いで家に帰って
「みごろ!たべごろ!笑いごろ!」のデンセンマンとか観ながら
昼飯を食べていたのを思い出す。

もう一度、土曜に授業をやると“親子のふれあいが減る”とか
“教師の負担が増す”とか様々な意見も多いというが、
やっぱり土曜日にも学校があったほうがいいと思う。
親子のふれあいって言ったって、土曜が休みじゃない親だって大勢いるし、
教師の負担を増しているのは、その事ばかりじゃないだろう。
それに土曜が休みのお父さん方だって、仕事で疲れてるから
朝はゆっくりと寝たいだろう。
せめて半日、子供が学校に行って家にいなければ、どれだけ助かるか。

政府主体の会議って「こんなエライ(偉そうな)人たちで、現場の何が分かるのか」
ほんと疑問に思うことがある。
イスに座ったまんま長々と、あーだこーだ言っている前に
荒れた学校で給食費を払わない親がいる学校に行ってみて
いかに現場が大変かを経験してから話し合ってもらいたい。
現場の教師と同じノルマでやってみれば、いかに上の人たちが考えたことが
現場を見ていないか分かるだろうしね。

ちょっと視点がずれてしまったが、やっぱり学校で先生と生徒が
ちゃんと関われる時間って大切だし必要じゃないかな。
そう考えると土曜日に塾に行くだけのための休みよりも
半日でもいいから学校に行って先生や友達と話したり遊んだりするほうが
今後の人生にも役立つ時間だと思うんだけどな。

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