|
2007年08月24日(金)
仕事が終わって帰宅する時にパラパラと降った雨。 嫌な予感がして傘を持って帰ってきて良かった。 東陽町に着いて外に出たら、まるでバケツをひっくり返したような豪雨。 家に着いてからしばらく降り続き、バルコニーから外が見えなくなるほど降った。 日曜の三郷は大丈夫か?おもわず心配してしまうほどの雨だったが、 どうやら東京23区の東部しか降っていなかったようだ。 23区東部には大雨洪水警報まで発令されたほど。 深夜0時半頃にはすっかり雨はあがり、星も見えた。 いったい、あの雨は何だったんだ?
さて、佐賀北の初優勝で幕を閉じた夏の甲子園大会だが、 自分なりに今大会を総括してみたいと思う。
大阪桐蔭の中田翔選手が予選で姿を消し「主役なき大会」などと 大会前に言われていたが、中田選手がいなくても、 やはり甲子園のヒーローは誕生した。 その一番手は、やはり仙台育英の佐藤由規投手だろう。 初戦で強打の智弁和歌山相手に17奪三振の快投劇を演じ、 敗れはしたものの2回戦の智弁学園戦では甲子園最速の155キロをマーク。 中盤の乱調が命取りになってしまったが、 できれば1試合でも多く見たかった投手だ。 だけど2回戦敗退なのにアメリカ遠征のメンバーにも選ばれたね。
前回大会では60本を記録したホームラン数も今大会は24本と激減。 低反発の飛ばないボールを使った効果もあったかもしれないが、 その分、大味な試合が目立った昨年の大会よりは今大会の方が 引き締まった好ゲームが多かった印象がある。 実際に優勝した佐賀北を筆頭に、守備が安定していたチームが多かった。 打撃を鍛えることも大事だが、やはり強いチームを作る為には 守備力を鍛えることの方が大事であるということを教えてくれた大会でもあった。
優勝した佐賀北は超高校級の選手こそいないが、安定した投手陣に 堅い守備と基本がしっかりしていたチーム。 大会最多の73イニングを戦い抜けたのも、基礎体力面においても しっかりした土台が出来ていたからだと思う。 準優勝に終わった広陵だが、こちらも鍛え抜かれた好チームだった。 だけど8回の守りでは中井監督も納得いっていないようだね。 確かにあの1点目を献上した押し出し四球…あれはストライクだと思うけど…。 打者も手が出なくて見逃した球だったと思うのだが…。
だが、公の場で審判批判するのはどうかなぁ。 まぁ、気持ちはわかるけどね。 どこかのJリーグの監督のように 「我々を勝たせたくない何かが働いていたと思う」くらいな発言に 留めておいた方が良かったんじゃないだろうか。 決勝戦の主審を努めた球審は広島県内では今頃 「高校球界のボブ・デービットソン」のニックネームを付けられているかも。
来年は90回の記念大会ということで、参加校の多い地区からは 2代表制になるなど出場校が増える予定だが、 きっと来年の夏も、お隣の空気の汚い所でやる五輪よりも 甲子園の方に興味がいっているかもしれないな。
今大会は沖縄旅行中のレンタカー内で一日中、 数多くの試合をラジオで聞いたこともあって、 東京に戻ってきてからも、気になってかなりチェックしていたが 久しぶりに大会を通じて楽しませてくれた。
だけど…やっぱり大阪桐蔭の中田選手は見たかったなぁ。 来年のプロ野球の試合までガマンかな。
|
|
|