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2007年08月06日(月)
今日は8月6日、広島に原爆が投下されてから62年目を迎えた。 広島では毎年8月6日に、長崎では毎年8月9日に平和式典を開き、 原爆投下の歴史を風化させないように後世に語り継いでいるが、 それにも関わらず世界では未だに核実験をやる国があり、 地球は核の恐怖下にあるのが現状だ。
6月に当時の久間防衛相が「原爆はしょうがない」などと発言し 物議を醸した。 自分は当然、戦争を知らない世代だが、原爆の悲劇は テレビ等で見たり、本を読んだりしていたので、 何を根拠に「しょうがない」などと言えるのか理解できなかった。
その原爆を落としたアメリカにおいては、原爆投下を肯定する意見が多いようだ。 原爆を投下したことで戦争終結を促し、多くのアメリカ軍兵士の命をも 救ったからだとか。 確かにそれも一理あるが、しかしその一発の原爆によって ものすごい数の人間が犠牲になっていることを考えると………。 戦勝国と敗戦国の考え方の違いなのだろうか…。 今日の新聞のテレビ欄で夜のニュース番組の内容を見ていると 「がく然・・・原爆が200万人救った米国の教育」などという見出しがあった。 残念ながら番組に気づいたのは夕方だったために録画できなかったので どのような内容だったのか非常に気になってしまった。
来年の8月6日には広島市民球場で、プロ野球公式戦を行うという案が出た。 ここ数年、8月6日には広島では原爆関連の公式行事が多いことなどから 平和公園に道路一本はさんだ広島市民球場では プロ野球の試合を行っていないらしいのだが、 再来年には新球場を本拠地にする関係で、広島市民球場をフランチャイズにする 最後の年になることから、8月6日に公式戦を行いたいと 日本プロ野球機構に要請するようだ。 そういう考えは良いと思う。 だけど来年は北京五輪があるから、もし野球が五輪に出場するとしたら ペナントレースは中断してしまうのでは? ちょうど北京五輪の時期って、その頃だったような気がする。
そういえば今年の平和記念式典には安倍首相が出席していたな。 支持率が20%台にまで下がっただけに、この夏が総理大臣として 最後の任務になるかもしれないね。
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