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2007年07月25日(水)
サッカーのアジアカップの準決勝。 3連覇を狙う日本はサウジアラビアとの対戦だったが、 点の取り合いの末に2−3で敗れてしまい 3連覇の夢はハノイの地で消えてしまった。
今回も不動のスタメンだった。 そろそろレギュラー選手たちの疲労も気になる所だが、それは相手も一緒か。 この試合の勝敗の分かれ目は、やはり「勝ちたいという気持ち」だろうか。 サウジの選手達は積極的に前に攻めていたのに対して、 日本は時折ながら気の抜けたプレーが見えていた。 特に3失点目を喫した場面は全てスキを突かれた感じ。
中澤のヘディングに阿部のシュートと、点を取られた直後に 取り返すという素晴らしいプレーを見せてくれただけに、 勝ち越す前に常に勝ち越されてしまった後手後手感が 最後まで響いてしまったな。 一度でもリードを奪っていれば展開は変わってきただろう。 まぁ、勝ち続けることの難しさも思い知らされたかな。
試合全体を見ると、日本の方がボールを支配していたし、 それぞれの選手が自分の持ち味も出していたりもしていたが、 試合に勝つには足りない部分があったから負けてしまったのだ。 ただ、サウジの方が必死に戦っていたような気もするな。
試合後のオシム監督も「選手はよくやった」のコメント。 何やら大会後の去就が気になるようなインタビューだったが、 果たしてオシムをジェフから無理やり引き抜いてまで監督にした サッカー協会が、どのような決断を下すやら…。 3連覇の夢は消えてしまったが、まだ韓国との3位決定戦が残っている。 3位になれば2011年のアジアカップの予選免除だ。 オシムは、これまで出場機会がなかったフレッシュな選手を 起用すると言っていたが、3位決定戦とはいえ 相手は韓国なので負けられない。 だけど、まさか日韓戦が3位決定戦になるとはねぇ…。
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