Web Masterの日記



深夜番組ランキング

2007年07月23日(月)

gooがユーザーを対象に「もう一度見てみたい深夜番組は?」の
お題目でアンケート調査を実施し、その結果を発表していた。
ランキングは以下の通り。
(指数は1位の数字を100とし、これを基準に算出されている)

1) ねるとん紅鯨団(フジ/1987年/100)
2) 夢で逢えたら(フジ/1989年/64)
3) 電波少年シリーズ(日テレ/1992年/63)
4) やっぱり猫が好き(フジ/1988年/49)
5) 11PM(日テレ/1965年/47)
6) 内村プロデュース(テレ朝/2000年/46)
7) トゥナイト2(テレ朝/1994年/39)
8) ハンマープライス(フジ/1995年/34)
9) 鶴瓶・上岡パペポTV(日テレ/1987年/32)
10)カルトQ(フジ/1991年/31)
11)一人ごっつ(フジ/1996年/30)
11)ギルガメッシュないと(テレ東/1991年/30)
11)カノッサの屈辱(フジ/1990年/30)
14)夢がMORIMORI(フジ/1992年/29)
14)マネーの虎(日テレ/2001年/29)
16)DAISUKI!(日テレ系/1991年/28)
17)とぶくすり(フジ/1993年/24)
18)BEST HIT TV(日テレ2001年/15)

一部を除いて、どれもこれも懐かしいものばかりだ。
1位の「ねるとん紅鯨団」は「ねるとん」という言葉が
一人歩きするほどの人気と知名度を誇ったわけで
「ねるとんパーティー」なる企画も多かったような気がする。
ゴールデンに移動することなく1987年から1994年まで
7年間も続いたというのもスゴイことだ。
ネプチューンの原田が素人で出演していたとか、スペシャル番組で
芸能人版が製作されたりとか、話だしたらキリがなかったりする。
番組内で使われた「タカさ〜ん、チェック!」「ちょっと待ったぁ!」なんて、
一種の流行語になってしまったからね。

2位の「夢で逢えたら」も面白かった。
放送期間は1989年から1991年ってことで、この3年間は
土曜日の夜をフジが独占していた感があるね。
まぁ、上り調子のダウンタウンとウッチャンナンチャンがタッグを組んで、
野沢直子と清水ミチコが脇を固めてたってだけで魅力十分。
野沢直子の破壊力をこの番組で知ったのも大きな収穫である。

3位の「電波少年」は、なんか今でも放送しているような感じがして…。
ダースベーダーのテーマと共に登場してた土屋プロデューサーって、
いまは部長だっけ?
でも、この番組が面白かったのって、松村がチーマーにやられにいく辺りまで。
猿岩石が無銭旅行とか始めたあたりから、
感動ドキュメント化してしまった感もある。
それでも必ず観ていたし、日曜朝の雷波少年まで観ていたな。

4位の「やっぱり猫が好き」は名作だ。
ゴールデンに移動して急速に輝きを失ったことも含めて、
深夜に1人でこっそり楽しむという時間帯の番組が持つ魅力を満載してた。
今回の調査では30代から40代の女性が支持したらしいが、
もたいまさこ、室井滋、小林聡美だけが登場するドタバタ劇は
姉妹でありながらパジャマパーティの雰囲気がこの番組の核だったことを
如実に反映していると思う。

5位の「11PM」帯番組でありながら関東発、関西発と二刀流で攻めていたのが、
長期に渡って新鮮さを失わなかった理由なんじゃないかな。
大橋巨泉も藤本義一もテンションは全然違うのに
出てくれば見る側がどちらも「11PM」だと認識してたってのは、
ある意味でスゴイことだと改めて思う。
個人的には、カナダでのトローリングとか大橋の趣味だけで構成されてた上、
初めて麻雀の実戦をこの目で見たってのも含めて金曜日が好きだったな。
適度にHだったしねヾ(^-^;)
それと朝丘雪路の脱力感はたまらないものがあったり…って、
当時まだ自分は中学生くらいだったけど。
♪シャバダバシャバダバ〜、また聴きたいねぇ。

で、このランキングに入ってなくて残念だったのが、
工藤夕貴と大高洋夫が夫婦役を演じてた舞台劇風ドラマ「子供欲しいね」
好きだったな、この番組。確か「やっぱり猫が好き」の後番組だったと思う。
まだアイドルだった工藤夕貴の大人になりきれてない若奥さんぶりと、
第三舞台で鍛えられてるぞ!という大高の、
とぼけながらもメリハリのきいた演技が織り成すハーモニーが、
ものすごく良かった。
何かと忙しくて仕方がなかったバブル時代、深夜に部屋に帰ってきて
この番組を観ると、本当に心が癒されたもんだ。
まぁ、今から思えば脚本は三谷幸喜だったわけで、
つまんないはずがなかったんだけどね。
この番組の主題歌はニール・ヤングの
「オンリー・ラブ・キャン・ブレイク・ユア・ハート」
これもスゴク良かった。三拍子のこの曲は名作アルバム
“After the gold rush”に収められているものだが、
既にこの頃、パンクだテクノだと、どんどん壊れていく印象が強かった彼について、
やっぱり1970年代は無敵だったよなぁと再評価したりもしたっけ。
今でもこれを聞くと、工藤夕貴と大高洋夫の2人が
ドタバタやっている光景を思い出してしまう。
つい最近までCATVのフジテレビ721で再放送していたらしい。
チェックしておけば良かったと後悔…(ToT)


思えば中学生の頃から深夜番組って観ているな。
そう考えると、やっぱり自分はバブル世代なんだと実感する。
そして観ていたのは極端にフジテレビの番組が多いような気がする。
やっぱり「オールナイトフジ」のリアルタイム世代だからかな。
中学の同級生や大学の先輩がオールナイターズだったしね。
これからも楽しい深夜番組と共に深夜ライフを満喫したいね。
深夜こそ唯一、自分の時間だし。

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