|
2007年07月13日(金)
消えた年金問題、久間発言問題、赤城事務所費問題など 自民党にとっては問題だらけのさなか、参議院選挙が昨日公示された。 今回の選挙の争点は、自民党が逆風の中どれだけ議席を守り、 公明党との与党で過半数を守れるか。 民主党をはじめとする野党が過半数を獲得せず、 民主党の小沢一郎氏が政界引退するかが主な焦点である。 また与野党の議席が伯仲し、国民新党が キャスティングボードを握れるかも注目される。
といいつつも、毎回選挙で注目するのは何といっても 当選する確立が限りなくゼロに近い泡沫候補、またの名をインディーズ候補である。 まぁ、注目はするけど大事な一票がもったいないので、 決してインディーズ候補には入れないけどねヾ(・ω・o) ォィォィ
今回も東京選挙区に群がったインディーズ候補を取り上げていきたいと思う。 まずは名前はメジャーでも選挙ではインディーズのドクター中松氏。 まぁ、飽きもせず毎回毎回立候補するな〜。 ある意味では「さすが」とも言える。 でも本人いわく「中松流健康法で144歳まで生きる」らしいので 144歳まで立候補しつづけるとか(・ω・;) そして、これも本人いわく「他の人が死に絶えるまで立候補する」とか。 死に待ちですか?ヾ(^-^;) でも、その頃には中松氏に入れる有権者も死に絶えていると思うんだけどな。 年金問題に関しても自ら発明した「年金ドロップアウト防止法」で すべて一気に解決すると断言したが、具体的な内容については 「今説明しても他の候補者が真似してしまうので、 当選してからゆっくり説明します」と明らかにしてくれなかったし…。
そして、こちらも飽きもせず毎回立候補している又吉イエス(光雄)氏。 この人は「自称・唯一神」 自分のみが神であると言い切るところがスゴイね。 でも、又吉イエスを信仰している人って一度も見たことないんだけどな。 そんな自称・神でありながら「自分に一票入れないと地獄に落ちる」とか。 おいおい脅迫かよ( ̄◇ ̄;)神の発言とはまったく思えん。
続いては新党フリーウェイクラブから立候補した和合秀典氏。 フリーウェイクラブといえば「高速道路料金踏み倒し」でおなじみ。 でも、金払うのがイヤなら一般道を走ればいいだけで、 早く目的地に着きたい、でも金は払いたくないでは、わがままとしか思えないね。 供託金払う前に高速代払えと言いたいところだ。
他には、なぜか気になる美容研究家のマック赤坂氏。 赤坂のマクドナルドではないことは確かのようだが、まったく聞いたことがないぞ。 しかも政党名は「日本スマイル党」ときたもんだ。 う〜ん、気になる名前だな。 まぁ、選挙が終わった後は、供託金没収でスマイルしている場合ではないだろうけど。
東京選挙区以外に目を向けると、やっぱり立候補していた羽柴秀吉氏。 今回は北海道選挙区からの立候補。 前回の夕張市長選で落選したのに懲りずに北海道か。 まぁ、羽柴氏の地元は青森だし、津軽海峡を渡るだけなので近いといえば近いかな。
参院選の場合、供託金は300万円かかる。 当選もしくは一定以上の結果を残した場合に供託金は全て返還されるが、 有効投票総数に対して一定票に達しない場合は没収となる。 参院選は「有効得票総数÷議員定数÷8」が供託金没収点となっている。 今回の東京選挙区は改選数5に対して20人もの候補者が乱立、 それだけ票も分かれるとインディーズ候補たちは一定票に達しないことが予想される。 なので、これらの候補達は300万をどぶに捨てるようなものだ。 もっと別の使い道ってあると思うんだけどな…。 まったく金持ちの道楽としか言いようがない。
ということで、今回もバラエティに富んでいるインディーズ候補たち。 果たしてこの中から都知事選で話題になった 「当選したら奴らはビビる、私もビビる」の外山恒一氏以上にビビる人は 果たして出るのだろうか。 残念ながら?外山恒一氏は今回は立候補していなかったようだ。
|
|
|