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2007年07月12日(木)
友人のmixi日記を読み、コメントを残さずに立ち去る、 いわゆる「読み逃げ」を失礼と感じるユーザーが増えているらしい。 中には読み逃げを公然と非難する人も出てきたというから穏やかではない。
「マイミクの1人に自分の日記を読み逃げされている。 いったい何を考えているのか」 こんな投稿がネット上で話題になった。 回答には「確かに失礼で常識がない人ですね」 「そんな人はアクセス禁止にしてしまいしょう」など、 「読み逃げは非常識・失礼」とする立場からの意見が多く寄せられた。
また、mixi日記で「読み逃げ」を検索してみると、 「最近忙しくて、みんなの日記を読み逃げしてごめんなさい」と、 読み逃げを謝罪する内容の書き込みが多く見付かったのも驚きだ。 「読み逃げ禁止」「素通り禁止」と書かれた日記やプロフィールも多くあり、 足あとを付けた人が書き込むための日記エントリー「足あと帳」を作って 「素通り禁止」などとコメントを強制しているユーザーもいる。
こういったユーザーは 「足あとが付いているのにコメントやメッセージがないとガッカリする」と言う。 そのユーザー自身は、自分のページに付いた足あとを全て踏み返したり、 日記にコメントをもらった場合は、その人の日記を訪問して コメントを返したりといった行為を半ば義務として行い、 相手が同じことをしてくれるのを期待しているのだ。
とはいえ「読み逃げが失礼」と考えるネットユーザーは多数派ではなさそうだ。 mixi日記の「読み逃げ」の検索結果には、 「読み逃げを禁止する気持ちが理解できない。 日記にコメントがもらえれば嬉しいが、強制するのはおかしいのでは」 という意見のユーザーの方が多い。
自分もmixiに片足突っ込んでる身なので多少分かるが、 やっぱりあの「広い広い閉塞感」をどう捉えるかが 「mixiの方が安心」か「mixiはちょっと…」かの分かれ目なんだろうと思う。
自分はと言うと、mixiに関してはともかく、ネットに関しては古参とまではいかなくても そろそろ中堅どころ?ぐらいの年数をやって来てるし、 ブログという言葉ができる、はるか以前の2001年から すでにネットで日記を書いてきたので 読み逃げを禁止する人の気持ちが理解できない派だな。 普通に読み逃げしちゃうしね。 というか、そもそも足あと機能からして要らない派。 禁止してる人が不快に思うのだって、足あと機能を気にし過ぎてるからだろうしね。
「読み逃げ禁止」や「素通り禁止」を掲げる人っていうのは、 やっぱり若い人が多いみたいだ。 パソコンがあって、メールがあって、携帯電話があって、 携帯でもメールが出来るようになって、 今や簡単にビデオチャットまで出来ちゃう現代。 夜、友達や恋人に電話しようとすると 近くの公衆電話まで走って行かなくちゃなんないとか、 遊びに行くと約束した日に急用が出来ても、携帯電話なんてない時代だから 連絡する手段がないとか、今考えると不便だった自分の青春時代からすれば 恵まれ過ぎてるはずの今の若い連中なのに、 なんでまだそこまで密な関係を求めるんだろうか?
年寄りのコメンテーターみたいな言い方になっちゃうが、 結局、進化したのはツールだけで、関係そのものは どんどん希薄になってるからじゃないかと。 それで自分の人間関係が希薄なことに本人も薄々感づいてて、 だから余計に「証拠」としてのレスポンスが欲しいのかな…。 求めても求めても埋まらない不安を解消してくれるのは、 メールの返事やコメントの書き込みじゃないと思うんだけどね。
だいたい、取って付けたようなコメントもらって嬉しいのかな? 自分はむしろ「あぁ、この人って自分のブログが宣伝したいだけなんだなぁ」 っていう書き込み見ると削除してやりたくなるけどヾ(^-^;)
ブログにしろmixiにしろ健全にやっていくために一番いいのは 五月みどりの歌にもあるが「おひまなら来てよね」この精神だろう。 歌詞の内容は意外と切実なんでタイトルだけね。
ちなみに五月みどりの他の曲だと 「あしたも来てね」 「忙しくても来てね」 「一週間に十日来い」 と逆に参考にしちゃダメな曲名がズラズラ出てくるので間違えないようにしないと。
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