Web Masterの日記



日本人メジャーリーガーランキング

2007年02月22日(木)

メジャーリーグ各球団のキャンプが始まった。
今年のメジャーリーグはレッドソックスの松坂、岡島をはじめ、
ヤンキースに井川、デビルレイズに岩村と
日本人メジャーリーガーが増えて、とても楽しみである。
パイレーツで桑田が投げるかもしれないし、
マリナーズのイチローや城島、ヤンキースの松井、
世界一に輝いたカージナルスの田口にホワイトソックスの井口、
他にも大塚、大家、松井稼頭央に斉藤と多くの日本人メジャーリーガーが
海の向こうで大男相手に活躍してくれることを期待したい。
そうそう、忘れてはならない野茂の存在。
どこの球団になるか分からないが、必ず復活してくれると信じたい。

今、全米では日本人メジャーリーガーに注目が集まっていることを反映してか、
日本人メジャーリーガーの特集記事が多いという。
そこで特に注目したい記事があったので紹介したい。
題して「成功度ランキングベストandワーストTOP5」

まずはベストの方から。

第5位 長谷川滋利(エンジェルス→マリナーズ)
9年間のメジャー生活をした長谷川ことSHIGEは現在、
吉本興行の所属タレントしてテレビのトーク番組で笑いをとる一方、
実業家への道を確実に歩んでいるという感がひしひしとする。
英語も堪能だし、頭も良さそうなので成功者になることは間違いない。
ただ、前年地区優勝のマリナーズに移った2002年は、
古巣のエンジェルスが初のワールドチャンピオンに輝いてしまい、
なんか運が無いなぁ…なんて思ったものだ。
通算成績 517試合登板 45勝43敗33S 防御率3.70

第5位 佐々木主浩(マリナーズ)
「大魔神」のニックネームが「DAIMAJIN」と、そのままメジャーでも使われた。
これは即ち、佐々木がそれだけの活躍をしたからという確かな証拠である。
今やマリナーズは日本人選手の宝庫となっているが、
そのきっかけを作ったのが佐々木でもある。
希望通りにクローザーの地位を得て、初年度の2000年に37セーブで新人王。
翌年にはア・リーグ2位の45セーブもマークとマリナーズの黄金期を支え、
その活躍は記録以上に記憶に残るものでもある。
しかし、離婚問題?で2003年シーズン中にシアトルと日本を往復し、
そのままメジャー生活に別れを告げてしまった。
古巣の横浜へ帰還して榎本加奈子との関係が浮上して…。
晩年がなんかもったいなかったな。
通算成績 228試合登板 7敗129S 防御率3.14

第4位 井口資仁(ホワイトソックス)
FAで移籍したその年にワールドチャンピオン獲得は、長谷川とは逆に
本当に運がある選手だという印象を強めた。
シーズン中に代理人ともめて試合を休まざるを得なくなったという、
変な話題も提供したが、ホワイトソックスの目指すスマート・ベースボールの
中核的存在として、メジャーに2番打者の重要性を知らしめた功績は称えたい。
今年も期待以上の成績を挙げると思う。
通算成績 273試合出場 打率.280 138打点 33本塁打

第3位 松井秀喜(ヤンキース)
2003年の移籍初年度にワールドシリーズ進出を果たしながら、
マーリンズの躍動感溢れるヤングベースボールに屈するという苦い経験をした松井。
以降、毎年ポストシーズンに進出しながらもリベンジの機会は訪れず。
4年間、年俸総額5200万ドルの契約を結んだ昨年のシーズンだったが、
左手首の骨折で連続試合出場も途切れてしまい、
何となく野球人生の節目を迎えている感じもしないでもない。
昨年、WBCの日本代表入りを辞退した辺りから歯車が狂っていたのかも。
今季はライバルチームのレッドソックスに松坂が入ったので
何度も松井VS松坂の対決が注目されるだろう。
ゴジラの正念場となるシーズンになるかも。
通算成績 538試合出場 打率.287 359打点 78本塁打

第2位 野茂英雄(ドジャース→メッツ→ブリュワーズ→タイガース→
レッドソックス→ドジャース→デビルレイズ→?)
ついに昨年はメジャーでの登板が0だった。
度重なる肘の故障で限界説も囁かれる中、捲土重来を願って
この冬を過ごしている姿は感動的ではあるが、契約を実現できるかどうかは…。
しかし、現在の日本人メジャー隆盛のきっかけを作った偉大なパイオニアであり、
トルネードブームや「NOMO MANIA」という言葉まで生み、
ストライキによる客足減少に悩んでいたメジャーを救った功績は、
メジャーに関わる全ての人の記憶に深く刻まれていることは紛れもない事実。
さらにナショナルリーグ、アメリカンリーグと両リーグで
ノーヒットノーランを達成、奪三振王を2度受賞。誰もが認める偉大な投手である。
再びメジャーのマウンドでトルネードが見たい。
通算成績 320試合登板 123勝109敗 防御率4.21

第1位 イチロー(マリナーズ)
このランキングの選者である雑誌のコメントに
「実際に10割は打てないかもしれない。しかし10割に匹敵する実績」
このような最大の評価がされていた。
日本人野手がメジャーで通用するのか?という疑問を、
たった1年でオールスター出場、首位打者、新人王、ゴールドグラブ獲得で
賞賛に変えたイチロー。
俊足を生かして内野安打を量産するスタイルは1番打者の概念を変え、
「レーザービーム」と称される強肩と「スパイダーマン」と呼ばれる
塀際の強さでチームを守備でも救うその姿は、
低迷が続くマリナーズの中で神々しいまでの輝きを放っている。
2004年に達成したシーズン262安打のメジャー記録はおそらく不滅。
いや塗り替えるとしたらイチロー自身だろう。
メジャーに来てから毎年必ず200本以上の安打を放っている。
もし、ルーキーからメジャーでプレイしていれば、あのピート・ローズの持つ
通算4256安打のメジャー記録も更新できたかもしれない。
松坂の入札金額を見るにつけ、本当にマリナーズはいい買い物をしたな。
通算成績 957試合出場 打率.331 359打点 61本塁打

さて続いてワースト5!

第5位 伊良部秀輝(ヤンキース→エキスポス→レンジャース)
弱小ロッテを支える孤高のエースというイメージが、
ここまで失墜してしまったのは一体なぜなんだろう?
何にしても、まだポスティングシステムがなかった1997年、
メジャー移籍を強く要求する伊良部の押しに負けたロッテが、
パドレスにトレードする形で放出を決めたというドタバタでまず汚名を頂戴。
しかもこの措置にも反発して、結局5月に再びトレードという形で
ヤンキースに入団したことから、メジャーでもダーティなイメージが定着。
ローテーションに入りながらも安定したパフォーマンスを維持できず、
ワールドシリーズのメンバーには2年連続で選ばれたものの、
登板機会はなしという屈辱。
しかもキャンプで一塁へのベースカバーが遅れたために、
それを見たスタインブレナー・オーナーが「太ったひきがえる」と激怒して、
結局はモントリオールへ放出の憂き目に。
さらには登板前日に飲めなかったはずの酒を飲んで病院に運ばれ、
これが理由で解雇…。
拾ってもらったレンジャースではクローザーとして起用され、
新境地を見出したかと思いきや、エコノミー症候群であることがわかり
日本に戻り、そのまま引退。とまぁ、波乱万丈のアメリカ生活を送った人だ。
通算成績 126試合登板 34勝35敗16S 防御率5.15

第4位 吉井理人(メッツ→ロッキーズ→エキスポス)
今や、日本球界最年長投手になるか?という話題で見られることが多くなった吉井。
1998年にヤクルトからメッツへFAで移籍した時には驚いたものだ。
しかも2年間で20勝16敗と勝ち越したからね。
しかし、チームがワールドシリーズに進出した2000年はコロラドで過ごし、
最後はチーム売却直前のモントリオールで孤軍奮闘してメジャー生活に幕。
ちょっと尻すぼみ状態になってしまった。
オリックスで日本球界に復帰、おそらく今季もまた渋い投球を披露してくれるだろう。
だが本人は「あと1日でメジャー登録日数が5年になる。
この1日を取り戻しに行きたい」とメジャー復帰を諦めていない様子。
その意気や良しである。
通算成績 162試合登板 32勝47敗 防御率4.62

第3位 石井一久(ドジャース→メッツ)
「メジャー通算は39勝34敗だが、ドジャースの大きな投資と
期待に見合うものではなかった。メッツで日本人選手は活躍しないという
ジンクスを確信に変えた」と酷評された石井である。
ドジャースがヤクルトに支払った入札金額1126万4055ドルは、
松坂が登場するまで日本人投手のトップだったっけ。
初年度の2002年にはドジャースの心意気に応える開幕6連勝。
しかしスタミナのなさと突如やってくるノーコン病に苦しみ、
当時のトレーシー監督は「“イシイ”という日本語は“フルカウント”という
意味か?」と嫌味を言われたほど。
ただ、ピッチャーライナーを頭で受けて途中退場、頭蓋骨亀裂骨折で
緊急手術を受けるというアクシンデントもあり、
運も噛み合わなかった部分はあったのかも。
すでにメジャーのことは忘れ、ヤクルトの一員として古田監督のために頑張っているね。
通算成績 105試合 39勝34敗 防御率4.44

2位 松井稼頭央(メッツ→ロッキーズ)
西武からFAでメッツと契約して迎えた2003年の開幕戦で、
メジャー初打席初本塁打を先頭打者で達成した松井。
しかし、慣れない天然芝にエラーを連発。
それが打撃にも影響を与え、さらには故障も併発してしまう。
それから一気に信用を失って、松井が登場する度に放たれる
メッツファンからのブーイングは、シェイスタジアムの名物にまでなった。
しかも天才レイエスの登場でセカンドにコンバートと
プライドもズタズタにされて、結局、昨年途中にロッキーズにタダ同然でトレードされ、
マイナー生活も経験、散々な目に遭ってしまった。
しかし、環境も変わり、打者有利のクアーズフィールドの水も合ったのか、
コロラドでは32試合出場ながら打率.345と気を吐き、
何とか超減棒ながら来季の契約も済ませた。
とにかくメジャーでは結果を出すしか生き残る道がない。
正念場が続くが頑張ってもらいたい。
通算成績 271試合出場 打率.266 94打点 13本塁打

第1位 中村紀洋(ドジャース)
「メッツとの契約に一旦は合意しながらそれを破棄。
その後(打者ではなく)三塁手としてドジャースと契約し、たった5安打で消えた」
超辛口コメントが全てを物語る中村が栄光(???)の第1位。
まぁ、石井や松井稼のように契約先に大金を負担させて
結果が見合わなかったというわけでもないのに、ここに名前が晒される理由は、
あまりに理不尽かつ強引な理屈でメッツとの契約に
サインをしなかったからなんでだろうね。
しかも、このあと中日に来るはずだったケヴィン・ミラーが、
サインするだけだったところを急に白紙に戻して、レッドソックスと契約。
その時の言い訳がなんと「ノリもやったじゃん」
正直、日米球界に悪い前例を作ってしまった中村紀である。
2005年にドジャースとの契約にこぎつけたものの、
開幕マイナーとなった際に「オープン戦で結果を出したのに、
なんでメジャーじゃないんだ」と言い放って首脳陣を激怒させた上、
故障者続出で仕方なくメジャーに上げれば全く打てず、すぐマイナーに逆戻り。
しかも、そんな自分を「罰ゲーム」と称する他人事ぶりでは、
アメリカで野球をやるのは無理だったね。
通算成績 17試合出場 打率.128 3打点 0本塁打


日本球界でも問題となっている中村ノリがワースト1位か…。
特に何も言うことはない。
とにかく、松坂や井川や岩村が中村を凌駕することがないことを祈りたい。

メジャーの開幕が楽しみだ。

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